地域:東京都
仕事で忙しい彼と破局して傷心
当時社会人1年目だった私は、2歳年上の彼氏と1年半付き合っていました。
彼の仕事は公認会計士で仕事が忙しく、いつも休日返上で仕事をしていました。
そのため、毎週末会えるわけもなく、会えたとしても夜ご飯を食べて泊まるだけのことがほとんどで、どこかに遊びに行くこともできませんでした。
また、連絡があまりマメな彼ではなかったので、連絡をしても返事が3日間返ってこないということもしばしば。
そんな状態が嫌だなと思っていたある日、5日前に送ったメッセージが既読無視されたままになっているのに我慢ができなくなり、つい彼に返事の催促をしてしまいました。
その催促が彼にとって不快だったようで、別れたいと言われました。
なんとか話し合いで解決したかったのですが、検討虚しくお別れすることに。
とても大好きな彼だったので、ひどく落ち込んでしまい、1ヶ月ほど彼氏を作る気分になりませんでした。
友人をこれ以上傷つけないために
彼氏と別れた後しばらく落ち込んでいた私を支えてくれたのは、大学時代の男友達でした。
電話でくだらない話をしてくれたり、ご飯に連れ出したりしてくれて、その友達といる時は悲しい気分を忘れることができました。
ある日、その友達から「前から好きだったので付き合ってほしい」と告白されました。
友達には恩もあったし、一緒にいると楽しかったので、これも好きという感情の一種なのかもしれないと思い、付き合い始めました。
しかし、付き合い始めてからデートをしても手をつないでも、ときめく感情が芽生えませんでした。
ついそっけない態度を取ってしまい、悲しませてしまうこともありました。
極め付けはクリスマスイブの日でした。
素敵なレストランに連れて行ってくれて、そこは雰囲気もとても良かったのですが、それでも友達に対してときめくことはありませんでした。
友達のことは大事だったので、これ以上無理に一緒にいて傷つけてはいけないと思い、きちんと自分が好きだと思える彼氏を作ろうと思いました。
恐る恐る恋活アプリをインストール
当時私は社会人1年目でしたが、会社自体に女性が多く、配属された部署が50代の男性ばかりだったので、会社での出会いは諦めていました。
また、大学は女子大で、途中でサークルを辞めてしまったこともあり、大学関連でも難しそうだと思いました。
これといった趣味もなかったので、自分の普段の生活環境下では新たな出会いはなさそうだと考えました。
そこで、以前から少し気になっていた恋活アプリを始めようと思いました。
知らない人と直接会うことには少し抵抗がありましたが、一念発起しインストールしました。
異性のプロフィールを色々と見ていると、自分のとても好みの横顔の男性を発見。
気になってプロフィールを覗いてみると、好きなお酒や映画、価値観も驚くほど自分と似ていました。
こんなことは滅多にないと思い、自分からコンタクトを取ってみることに。
するとすぐに相手からも返事があり、メッセージのやりとりが始まりました。
メッセージからも彼の人の良さがにじみ出ており、まだ会ったこともないのにもう好きだという感情が湧いていました。
やりとりから3日後、彼からデートの誘いがありもちろんOKしました。
SNS上の人と直接会うことは初めてだったので、怖いことがあったらどうしようかと不安でしたが、実際に会ってみると本当に良い人で安心しました。
初めてのデートも楽しく終わり、すぐに次のデートの約束をしました。
2回目のデートで告白され、付き合うことに。恋活アプリを始めてから付き合うまでの期間は2週間。
自分でも驚くほど早く彼氏を作ることができました。
当たり前の日常が大切
彼氏ができてから、今までの暗い気持ちが一気に吹き飛びました。
頻繁に会って出かけることができ、連絡も欠かさずくれる彼だったので、寂しいという感情を抱くことはありませんでした。
今までは高級なレストランに連れて行ってもらったりもしましたが、新しい彼とはそういったことは滅多にありませんでした。
それでも、一緒に居られることが嬉しくて、近所の居酒屋さんに気軽な格好で行ったり家でご飯を作ったりというささやかな日常が自分にとって本当に幸せなものなんだということに気づかされました。
その彼とは付き合って8か月の時に結婚しました。
付き合うまでも早かったですが、結婚までも早かったです。
今では子供にも恵まれて幸せです。
あの時勇気を出してアプリを初めてよかったです。