デブで熱しやすく冷めやすい女の私に初めての彼氏ができた恋愛ストーリー

彼氏欲しい!男性が手放したくない
KIYAKU 年代:20代
岩手県
目次

地味でネガティブないじめられっ子

小さいときから人見知りはせず明るい生活だった私ですがずっとコンプレックスがありました。

ずっと肥満体型だったのです。

平均体重、平均身長だったのは産まれてから数ヵ月の間だけでした。

小さいときは別に気にもしませんでしたが小学校に上がり体型のことでいじめられるようになってからコンプレックスとして感じるようになりました。

それからは体型だけではなく自分のいろんなところにコンプレックスを感じるようになり性格も暗くなり人との関わりを避けるようになりました。

いじめてきた相手が男子だったこともあって同じくらいの 年代の男子や若い男性が苦手になりました。

話したり同じ空間にいることさえ怖くなってしまいました。

自分の存在を目立たなく隠すため、なるべく自分が傷付かないために必死で彼氏なんてほしいとも思っていませんでした。

寂しさと羨ましさ

中学のいじめられた経験から地元の高校への進学はどうしても気が進まず地元から離れた高校への進学を決めました。

親元も離れ知ってる人もいない環境に慣れるには時間がかかりました。

高校進学が決まってから携帯を買ってもらいました。

寂しさを埋めるようにずっと携帯をいじっていました。

高校生になると周りの同級生たちも次から次へと彼氏を作っていきました。

自分にはできないし無縁だなぁと思いながらも友達から彼氏とどこどこで遊んだ、誕生日や記念日を一緒に祝ったという話を聞いているとだんだん楽しそうだし羨ましく思えてきました。

携帯でSNSなどを見ていても自分と同じくらいの年齢の子が彼氏とデートをしその写真を載せたりプリクラを載せていてそれを見るとさらに羨ましさがでてきました。

自分も彼氏ができれば楽しく過ごせるのかなぁと考えるようになり次第に自分も彼氏がほしくなりました。

出会いは不思議

彼氏を作りたくて始めたわけではありませんでしたが同じ趣味を持っている友達を作りたかったのと面白そうなゲームがありそれをやってみたくてあるSNSに登録してみました。

登録した私のプロフィールを見て共通点を見つけたいろんな人がメッセージをくれました。

その中の1人の男性と仲良くなりました。

住んでいるところが近かったこともありメールのやり取りをしてるうちにどんどん距離が近くなり会うことになりました。

自分に自信のない私は会って相手に嫌な思いをさせたり嫌われたりするのが怖くて躊躇していましたが相手が熱心に言ってくれたので会うことになりました。

実際何度か会って話すうちに彼から付き合ってほしいと告白をしてくれました。

彼は「君は自分にはいいところがないし可愛くないから自信がないと言っているけど俺は可愛いって思ってるしいいところがたくさんあるよ」と言ってくれました。

自分がコンプレックスに感じているところを彼は気にせず大切にしてくれました。

優しい気持ち

彼氏ができてから今まで自信もなくいいところもないと自分を低く評価しダメなやつなんだと思い込んでいたのがほんの少し前向きになれました。

少しでも可愛く見てもらおうとオシャレにも気を遣うようになりました。

本気でダイエットにも取り組みました。

気持ちもすごく穏やかになれました。

嫌なことや辛いことがあったり何か失敗したとき全ては自分のせいだと自分を責めてただ落ち込むことしかできなかった自分ですが、この日は彼に会えるから頑張ろうという気持ちにもなれました。

彼は介護士をしていて若いのに介護に携わってるなんてすごいしカッコいいなぁと感じ、自分も介護の道に興味をもち介護の勉強もするようになりました。

彼氏ができてから自分の悪いとこだけを見るのではなく自分のいい部分を見付けて磨きをかけたりしました。

気持ちが以前の自分より前向きになれました。

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