付き合い始めはラブラブでも月日が経つにつれて相手の嫌な面や気の合わないところが見えてくるものです。
気持ちが冷めて別れを告げたいときには、伝え方がとても重要になります。
うまく伝えることができないと相手が納得してくれないからです。
もめ事を防ぐためにも別れを切り出す際の注意点を見ていきましょう。
別れの切り出し方には気を付けて

別れを切り出すときの注意点は4つあります。
・期待させない
・冷静に伝える
・簡潔に伝える
・メールより対面で
それぞれの注意点について詳しくご紹介します。
別れの切り出し方の注意点①期待させない
別れたい理由を明確に伝えて相手に期待を持たせないようにしましょう。
例えば本当は性格が合わないから別れたいのに仕事が忙しいからと嘘をつくと、仕事が落ち着くまで待つと言われてしまいます。
付き合い続けるのは無理であることと復縁する可能性はないことをしっかりと伝えて別れるのが大切です。
楽しい時間を一緒に過ごしてきた相手だからこそ期待を持たせない方が良いのです。
別れの切り出し方の注意点②冷静に伝える
別れる意志を伝えるときは冷静な気持ちを保ちましょう。
相手が泣いたり怒ったりした場合に感情を引っ張られてしまうといつまでたっても別れられなくなります。
好きだから別れたくないと言われたとき、なだめるつもりで「嫌いになったわけではないけど」と言うと食い下がられてしまいます。
別れることになって申し訳ないということは伝えつつもう付き合い続けることはできない旨を冷静に伝える必要があります。
別れの切り出し方の注意点③簡潔に伝える

簡潔に伝えるよう意識することが大切です。
一緒に過ごしてきた時間が長いほど相手を傷つけないために言葉を柔らかくしてあいまいに伝えてしまいがちになります。
しかしダラダラと話し続けると相手はやり直せるのではないかと期待してしまいます。
別れたい理由を簡潔に伝えて無駄なやり取りに時間を取られないようにしましょう。
別れたい理由が何であれ、もう好きではないことをしっかり伝えないと相手は中々納得してくれません。
今まで仲良くしてきた分別れを告げるのには勇気がいりますが関係を解消させるためには簡潔に伝えることが重要なのです。
別れの切り出し方の注意点④メールよりも対面で
メールで別れを切り出す人がいますがおすすめはしません。文字だけだと声のトーンがわからないので自分が伝えたい内容が十分に伝わらない可能性があるからです。
また、面と向かってではないと言葉が冷たくなりがちです。
言いづらい気持ちはとてもわかりますが円満に分かれるためには対面の方が良いでしょう。
メールのやり取りの流れで別れを告げることになっても後日きちんと顔を合わせて話し合いをすれば誤解を生じさせずに別れられます。
別れの切り出し方は会う場所にもよる

どちらかの家にいるとき別れを切り出すのは避けた方が良いです。
相手が怒って感情をコントロールできなくなり暴力を振るってくる可能性がゼロではないためです。
人目が多いカフェや公園、公共の場などを利用しましょう。
もしも何かあった場合に周りに助けてくれる人がいないと自分が傷つくことになります。
どんなに仲良く過ごしていても感情が爆発すると人は何をするかわからないものなのです。
カフェを利用する場合はオーダーを済ませてから料理がくるまでの間か、料理を食べているときがおすすめです。
店員がしばらくテーブルに近づかないタイミングを狙った方がしっかりと思いを伝えられます。
公園を利用する場合は昼間で人の多い時間にしましょう。
夕方になると人がいなくなりますし暗いので危険です。
公共の場は声を出してはいけない場所もあるので選ぶ場所には配慮が必要になります。
美術館や図書館の休憩スペース、カフェコーナーであれば声を発しても良いですし人もいるので安心です。
別れの切り出し方に失敗した場合は?

もしもあなたの思いが相手に伝わらず、怒ったり別れないと言い張られてしまった場合についての対処法をご紹介します。
怒り出したときに怒鳴るだけなら思う存分怒鳴らせてすっきりしてもらいましょう。
ただし罵倒してくるときは言葉を真に受けてはいけません。
辛いですが聞き流して相手が落ち着くのを待ちましょう。
怒鳴るだけでなく手が出てきたら遠慮なく助けを求めてください。どんな理由であれ暴力は許されることではないので耐える必要はないのです。
別れないと言い張り話を聞いてくれない場合は、今後復縁する可能性はないことと連絡を一切取らないことを伝えておきましょう。
連絡がきても返信はせず無視をして別れる意志が変わらないことを分かってもらうしかないのです。
しかしストーカー化して生活に支障が出るようであれば証拠をしっかり残しておき警察に相談してください。
別れの切り出し方は相手のことを考えて
別れを告げるのは辛いものですが伝え方次第で円満に別れることができます。
大切なのは相手の気持ちを考えることです。
どうしたら傷付かないかではなく、どうしたら引きずらないで別れてもらえるかに焦点を置いて思いを伝えましょう。
