地域:北海道
学校と家の往復
彼氏がいなかった当時、私の生活は、昼間は学校へ行き、授業が終われば直ぐに帰ってくるという生活スタイルでした。
彼氏が欲しいという願望はあったものの、部活もサークルも所属していなかったので出会いの場はなく、ただ漫然と過ごしていました。
アルバイトはしていたものの、バイト先は田舎だったため、一緒に働く人もかなり年上の方が多く、出会いはありませんでした。
学校の授業でも出会いはありそうですが、女子が多い学部だったことと、仲の良い友達といつも授業を受けていたこともあり、ここでも出会いの影はありませんでした。
友達に相談することも考えましたが、あまり恋愛の話に興味がなさそうな友達ばかりだったので、何も行動に移すことなく毎日を過ごしていました。
久しぶりに会った友達との恋バナ
大学に入るまで彼氏ができたことがなかったので、彼氏が欲しいとはずっと思っていましたが、その思いがより強くなったのは、高校卒業からしばらく会っていなかった友人と久しぶりに再会した時のことです。
その友達とは、小学校から高校までずっと一緒に過ごしてきた仲です。
その子も高校卒業までは異性の影はなく、彼氏がいない仲間だと思っていましたが、久しぶりに再会した時、その子に彼氏が出来たということを知りました。
驚きと同時に、嬉しいような、寂しいような、羨ましいような、なんとも言えない気持ちに襲われました。
友達とその彼氏さんの幸せそうな話を聞いていると、私も彼氏が欲しいという気持ちがどんどん強くなっていきました。
マッチングアプリで
彼氏が欲しいという気持ちは強くなったものの、今まで彼氏ができたことがなかったので、彼氏の作り方がわかりませんでした。
相変わらず相談出来る友達もいなかったので、とりあえずインターネットで情報収集をすることにしました。
「彼氏 作り方」などと検索すると、出会いを増やすことが大事だとか、そのような情報が多くありましたが、お酒も苦手だし、いわゆるパリピでもなかったため、出会いが多くありそうな場には行くことは出来ませんでした。
その中で目に止まったのが、マッチングアプリの広告でした。
自分に合わなかったら直ぐに退会すればいいという軽い気持ちから利用を始めました。
初めは全く期待していませんでしたが、そこで好きな漫画やアニメ、ゲームの話などすごく気が合う男性と出会うことが出来て、実際に会ってみてさらに好きになり、その方とお付き合いすることが出来ました。
毎日が充実
彼氏が出来てから、私の生活はガラッと変わりました。
今まで学校と家の往復で、遊びに行くことが全くといっていいほどありませんでしたが、彼氏と遊びに行くことが増え、今まで知らなかったお店やデートスポットに詳しくなりました。
ファッションやメイクにもより興味が湧いてきて、今までゲームで潰していたりした時間を美容関係のことに費やすようになっていきました。
また、精神面でもかなり彼氏に支えてもらっています。
一時期かなりストレスが溜まっていた時期がありましたが、機嫌が悪くなってしまった私にも、いつも通り優しく、明るく接してくれ、楽しいデートプランを考えてくれた彼には今でも感謝してもしきれないくらいです。
マッチングアプリでという特殊な出会い方ではありますが、精神面でも、生活の面でもたくさんの変化をくれた彼と出会うことが出来て、本当に良かったです。