福岡県
女だらけの日常
彼氏がいなかった理由は、身近に男性がいなかったこと、出会いがありそうな場所がなかったこと、勉強が忙がしくなったことの3つです。
在籍していた大学は、8割が女子学生でした。
大学生になれば同じ学部やサークルで、彼氏ができるかもと思っていたのですが、女の子しかいないため、出会いがありませんでした。
さらに、私の大学は周辺に他大学があるわけでもなく、カフェやレストランがあるわけでもなく、何もない田舎にありました。
また、交通の便が悪く都会の地区に出掛けるには数時間かかってしまいます。
そのため、出会いの対象と出会いを求める場所がありませんでした。
そして、学年が上がるにつれ、大学の授業や研究で忙しくなり、恋愛したいという気持ちがなくなっていきました。
今だけ
凄く彼氏がほしいと思っていたわけではありませんでした。
特に好きな人もいませんでしたし、勉強も忙しかったためです。
ただ、社会人になってからの恋愛は相手の職業や経済事情など、色々と考慮して相手を選んだり、会える時間が少なかったりと、自由な恋愛が出来ないのではないかと考えていました。
そのため、学生のうちに何も考えずに恋愛をしておきたいなと思っていました。
また、友達に彼氏ができたときに、その子が楽しそうにしているのを見ると少し羨ましいなと思い、少しだけ彼氏がほしくなりました。
本気で彼氏がほしいと思ったのは、好きな人ができてからです。
好きな人ができると、その人が彼氏だったらいいのになと考えるようになりました。
偶然を探しました
私と彼はマッチングアプリで知り合いました。
しかし、マッチングアプリを始めたのは彼氏を探すためではなく、英語の勉強をするためでした。
そのアプリは外国人が多く、英会話の勉強にうってつけだと思ったので始めたのです。
ある日、私はそこで日本人の男子大学生と知り合いました。
その人とはとても仲の良い友達になりました。
男女間に友情は成立しないと言いますが、お互い何でも話せる友人になりました。
その彼と知り合ってから一年後、いつものマッチングアプリで別の男子大学生と知り合いました。
話していると、相手から「もしかして、〜ちゃんですか。君のこと、知っています。」と言われました。
詳しく聞いてみると、その人は、私がアプリを始めたての頃に仲良くなった男子大学生と親友で、私のことを聞いていたようでした。
この偶然に驚き、躊躇することなく実際に会い、勢いでこの人と付き合いました。
毎日楽しい
彼と付き合ってから一年経ちます。
倦怠期もなく、順調です。
気持ちの面では、彼氏がいなかったときよりイキイキとしています。
落ち込むことがあっても、彼と電話したり会ったりするだけでとても癒されます。
また、「内側からきれいになろう」と思い、食生活に気を付けるようになりました。
彼といると出掛ける機会が多いため、いろんな場所に行くようになります。
自分一人では行かないところに行くため、刺激の多い時間が増えました。
また、彼の尊敬できるところを見ると、自分も成長しようという思いが強くなります。
彼は性格が良く、そんな場面を見ると、自分も心を入れかえなければと思うのです。
彼といると、彼氏がいなかったときより楽しくて成長しているという実感があります。