地域:東京都
何も努力してなかった時代
髪の毛がボサボサで、メガネも度が強く小さい目がさらに小さく見えるものでした。
お肌のケアもせずに、女性アイドルを追いかける日々……それに加えてアニメやゲームに没頭し、家では常に引きこもってました。
いわゆる陰キャっていうやつです。
パソコン片手に食べたいものを食べ、夜中にはラーメンなども食べてました。おかげでニキビが沢山できてました。
ファッションにも興味がなく、私なんて……とネガティブで着られる服が可哀想と思っていました。
周りの子はふわふわしてて、笑顔が素敵な子ばかりでしたから、笑顔のない私はもててませんでした。
また、私は完璧主義でなんでも自分でこなしていました。生徒会なども務めており、男勝りな部分もありました。
総合的に男子から見たら、それはもう付き合いたくない化け物のようだったと思います。
周りのみんなが付き合い始めて、私も欲しいと思った
男の子は友達としてしかみてなかったけど、周りを見ればかっこいい子もいたわけで、そういう子が彼氏になればいいなと思いました。
冬とかにはイルミネーションを見に行きたいし、夏には花火大会も行きたい。
友達と行っていたのが気づけば周りは彼氏と行くといっており、私も続きたいなと思いました。
あとは恋愛ものの映画やドラマを見て、私もこんな恋がしてみたいと思いました。
思いを膨らますばかりでいつも妄想ばかりしてた気がします。
現実は、物語のようにはなりませんが、それなりに青春時代を楽しみたいと思いました。
それが私が彼氏が欲しいと思ったきっかけです。
努力!努力!努力!自分革命始めました!
まず、お肌のケア、二重になるマッサージ、コンタクトにしました。
具体的にはパックや化粧水はもちろん、むくみ取りも全力でやりました。
二重になるマッサージは今も続けてますが、小さく、一重で細かった目も、今では二重になって、大きいね!って褒められるようになりました。
どういう角度が可愛いとか、男子がどのような髪の毛が好きか、仕草はどうすればモテるのか、ふわふわ系になるにはどうすればいいか、ひたすら調べました。
自分に合う服はなにか、どういう匂いがいいか等も気にするようになり、自分自身をどんどん磨いていきました。
探し方は、ネットです。
私自身アイドルが好きで、握手などに行くのですが、ネットで仲良くなった子に会って告白されるっていうのもありました。
モテ期到来!人生の山場かも!?
まず、アイドルのオーディションを受けないかと言われました。
有名なオーディションから小さなオーディションまで沢山通過しました。
それは自分に自信がもてたからだと思います。
磨いた努力は裏切らないという確信があったからです。
そのあとは告白のオンパレード。モテ期到来っていうやつです。
前を向いて生きれるようになりました。嫌いだった自分の容姿にも自信がつき。
敬遠しがちだったふわふわ系のお洋服を着ることも出来ました。
色んなファッションに挑戦できるようにもなりました。
気持ちが前向きになり、生活環境はガラリと変わりました。
友達も沢山できて、遊びにも行くようになりました。
アイドルの握手でも負けを取らないくらい話しかけて貰えますし、推しから可愛いって言われたのは今でも覚えています。