徳島県b
職場と家の往復、受け身な性格
学生の頃の21歳から26歳まで付き合っていて、結婚を考えていた男性と別れしばらく彼氏がいない状態でした。
職場の男性はほとんど既婚者だったし、学生時代からの友人とも少しずつ疎遠になっていたので、まったく出会いがありませんでした。
私自身が積極的なほうではなく、受け身なタイプなのでたまに数少ない友人から男性を紹介してもらってもなかなか恋人までは発展せず、婚活アプリのようなネットでの出会いを探したりもしましたが、あまり上手くいきませんでした。
趣味もインドア派で、休日もあまり出掛けたりするタイプではないため、まさに職場と家の往復のような生活をしていて、もう結婚も男性とのお付き合いも諦めて仕事に生きようと思っていました。
20代最後の年、友人の幸せを目の当たりにして
職場と家の往復生活を続けて3年が経ち、30歳が近づいた頃、学生時代に一番仲の良かった友人が結婚しました。
それまでも何度か結婚式にお呼ばれする機会はありましたが、幸せそうな花嫁姿の友人を見てとても羨ましく思いました。
結婚式では疎遠になった学生時代の友人と再会することもあり、独身がどんどん減っているのを実感しました。
さらに、20代前半や半ばですでに結婚していた友人には子供が一人、二人と産まれて、それも羨ましく思いました。
5年付き合っていた男性と別れたときに、自分には結婚は無理だな、と諦めたつもりでいたけれど、やはり結婚して子供を産むのが女の幸せなのかな、と思い始めました。
リベンジがまさかの大成功
以前上手くいかなかったこともあったけれど、やはり積極的ではなくインドア派な性格なので、ネット婚活に再チャレンジしてみました。
包み隠さず、インドア派なことやほぼ職場と家の往復だけの生活をしていると、マイナスなことも正直にプロフィールに書きました。
そのプロフィールを見て、「何となく同じ空気を感じた」という奇特な男性がいて、アプローチされました。
婚活アプリに登録してから一週間もしないうちでした。
意外とたくさんの人が利用していて、なかなか「これだ!!」という方がヒットせず、私からは彼を見つけられなかったと思います。
アプローチから二週間ほど、何度かメッセージでのやり取りをしてみて、本当にしっくりくる、価値観が似ていると感じる男性でした。
一度実際に会ってみようということになり、何度か食事に行ったりデートをして、お付き合いすることになりました。
ずっと変わらず一緒にいられるいい関係
本当に趣味や価値観が似ていて、何をするにも楽しくて、常に一緒にいても苦になりません。
前の彼氏は年下だったこともあり、頼りなくて自分の思い通りにならないとイライラして八つ当たりしてしまうこともありましたが、この方には最初からそんな気持ちは起こりませんでした。
おそらく、そのときの破局経験から相手を思いやる気持ちや歩み寄ることの大切さを学んだので、少し成長できていたのだと思います。
彼氏と付き合って一年で同棲を始めましたが、深刻な喧嘩は一度もしたことはなく、たまに険悪な雰囲気になることはありますが長引かず自然に仲直りができます。
彼氏のほうも私を尊重して歩み寄ってくれるので、とてもいい関係を築けたと思います。
もうすぐ初めて出会ってから9年、ネットで私を見つけてくれた男性は、大切な夫になりました。