横浜県b
ずっと女子校で、恋愛がドヘタだった私
中高一貫校の女子校にずっと通っていた私は、やっと共学の大学に入学してワクワクしていました。
彼氏なんてすぐにできると思っていたし、きっと素敵なキャンパスライフが待っているに違いないと思っていたんです。
大学では好きな人がまずほとんどできません。夢見がちなわけではないのですが、友達と好きになる男性の違いが自分でもよく分からなかったのです。
そのうち、仲良くなると向こうから告白されることも多かったのですが、私は完全に友達として見ていたから告白を断ってしまう。
その連続で、いつまでも彼氏はできませんでした。
今考えると、好きな人に対する態度と、友達に対する態度の違いを全然身につけていなかった点が良くなかったのだと思います。
同じ会社の彼氏は欲しくなかった。いよいよ彼氏を作る最後の期限が迫っていた
そうやって大学生活を送っていると、まったく好きな人と好きになってくれる人が合致しないまま、気がつけば大学4年生になってしまっていました。
私は会社ではバリバリ働きたいと思っていたので、恋愛事を社内で繰り広げることは望んでいませんでした。
そもそも、ずっと上手くいって結婚できたのならまだしも別れて気まずい関係になる可能性もあるのです。
そんなリスクをおかしてまで社内で彼氏を作りたいとは到底思えませんでした。
でも、大学にはもう好きになる人もいない‥。
でも、彼氏がいないまま社会人になってしまったら、二度とパートナーは見つけられないかもしれない。
そう思って、今のうちに彼氏がほしいと思いました。
流行りのマッチングアプリを恐る恐るインストール
合コンを開いてくれるような友人もいないし、街コンに一人参加するような勇気もなかった私が見つけた、男性と出会う方法はマッチングアプリでした。
広告で偶然見かけて知って、これは今の私にはピッタリの出会い方かもしれないと思ったんです。
確かにネットでの出会いは怖い気持ちはありましたが、でもこれだけの会員数がいて、かつ、これだけ結婚報告があるなら、きっと安全なんだろうと思えました。
自分を納得させるまで隅々までネットで口コミを見たり、どうやってアプリを使いこなすのか、記事を見て回ったのを覚えています。
その結果、いい具合にマッチングアプリでいいねを稼ぐ方法、プロフィールの作り方など、有意義な情報を会員になる前にゲットすることができました。
いざ、アプリを利用しはじめて、大学生という若い年齢だったこともあるのか、あっという間にいいねの数は増えていきました。
そして、いいねが増えるとそれだけマッチング率もあがります。十分いいねの数が増えたな、と確認してから、いいね数順にして、自分からかっこいいなと思う人にいいねを押すようにしていきました。
アプリインストールから2週間ほどで、ある男性とマッチングして、メッセージを重ね、夜ご飯を一緒に食べ‥2回目のデートで告白してもらい、今も仲良くお付き合いさせていただいています。
自分に自信がなかったけれど、大事にしてくれる存在ができて、変わることができた
実際、お付き合いは私が大学を卒業したあとからだったのですが、彼と出会ってから自分に自信をもてるようになれました。
彼はそこまで私のことを褒めるタイプではないですが、でも、かわいい、大好きだ、という意思表示や行動で示してくれます。
親以外でここまで信頼したり、受け入れてもらったりした経験は初めてだったので、居心地の良さに今でもたまに驚くことがあります。
そして何より、彼にとって自慢の彼女でいられるよう、身なりや服装、髪型など、かなり気を使うようになりました。
彼の横でいつでも可愛い女性でありたいので、努力を続けることができています。
友だちからも、なんだか落ち着いたよね、と言ってもらいました。
パートナーがいるだけでこんなに精神的に落ち着く、前向きに物事を考えることができるということに驚いています。
今後も、彼に支えられるだけでなく、彼を支える人であるよう、頑張っていきたいと思います。