地域:京都府
自分に自信がありませんでした
私は当時大学生でしたが、授業にも行けなくなり留年が確定していました。
そんな中サークル活動は4年間活動し、引退したところでした。
授業にもサークルにも行かない空白の3か月ができたので、
実家から大学近くに(何度目かの)下宿をし、アルバイトをしながらフリーターのような生活を過ごしていました。
大学をストレートで卒業することを求められ、片道何時間もかかる実家からの通学に嫌気がさし、体形も崩れてしまったので全く家から出る気も起きず、
そのような自分に自信がなく恋人を作ろうという気分になりませんでした。
そんな自分に振り向く男性もおらず、彼氏が欲しいとは思いつつ恋人を作ろうとする意欲も起きませんでした。
20歳を過ぎて焦りだしました
20歳になるまでは普通の片思いを何度かしていましたが、お付き合いに発展するわけではありませんでした。
20歳を過ぎた状態で彼氏がいたことないというのはあり得ないという噂を聞き、
20歳を超えても彼氏がいたことがない私は非常に焦りました。
焦ったからといって彼氏ができるわけではありませんでしたが、何となく漠然と彼氏を探すようになっていました。
また、社会人になってから出会いの幅が狭まるという話も聞いており、
学生時代の間に恋人を見つけておくのは合理的だと考えていました。
しかし、普段の交遊から幅を広げて、いろいろなコミュニティと関わり候補になりそうな人も何人かいましたが、お付き合いに発展するものはありませんでした。
いつの間にか告白されていました
コミュニティを広げるため、実世界だけではなくインターネットの世界でも交流をするようになりました。
ニコニコ生放送で雑談をしている放送に参加し、生主さんやリスナーさんと仲良くなりました。
何人かとは実際に出会いました。
それでも彼氏と呼べる人はできず、諦めていました。
ほとんどが出会い目的で出会った人たちですが、一人だけ、そういった意味で出会ったわけではない人と会って、
友達として遊んでいたのですが、いきなりその人からから告白されました。
告白されたときはビックリしていましたが、今まで彼氏がいなかったし、
とても優しい人だったので付き合ってもよいと考え、お付き合いをすることにしました。
世界観の相違、広がる世界
彼氏ができて、世界観そのものが変わりました。
田舎に住んでいた私と都会に住んでいた彼氏なので、考え方が全く違って勉強になりました。
最初は遠距離恋愛だったのですが、月1で会ったりと、引きこもりがちだった私が外へ出る機会も増えました。
引っ越しをして私も都会へ出てきました。
普段なら行かないような居酒屋にもいくようになり、世界観が広がりました。
ファッションや身だしなみにも気を付けるようになり、
夕方に起きて朝方に寝るといった生活リズムも整っていきました。
何よりも精神的に不安定だった私が、スピードはゆっくりではありますが少しずつ安定するようになりました。
彼氏ができたからというわけではありませんが、このような素敵な人に出会えてよかったと思います。