
地域:神奈川
以前、友達からの紹介を経て告白してくれた男性にOKをして付き合いました
でも、実は私がどうしても好きになれずに相手を傷付けて別れてしまった経験から、次に誰かと付き合う時は必ず自分が好きになった相手にしようと心に決めたんです。
しかし職場以外になかなか出会いの場が無く、また好みのタイプが狭くマニアックだったためなかなか好きになれる男性には巡り会えませんでした。
たまに合コンやイベント等で好みの男性を見つけた時は気持ちが焦ってしまい、お互いの事をまだ知り合ってもいないのにすぐに告白して振られてしまった事も二回ほどありました。
また私の事を好きになってくれた男性もいましたが、好意を持たずにお断りする事もありました。
周りに流されやすい性格から寂しい思いをした
学生時代をオタクとして過ごしてきた私には、オタクの女友達が沢山いました。
イベントで知り合った友達などもいます。
彼女たちが、20代になったあたりから実際に存在する男性と交際をし始めました。
今までイベントなどに誘えばよっぽどのことがない限り一緒に来てくれていたのに、彼氏の誕生日だからという理由で断られた時には、頭に落雷のような衝撃が走りました。
二次元の中にも恋人がいて、現実世界でも恋人をつくるとはなんて贅沢な、と思いました。
それと同時に大変焦りました。
自分はこのままで大丈夫なんだろうか、たった1人、寂しい老後を迎えるのでは…?
と思うと一気に怖くなってきてしまいました。
周りに流された形ではありますが、これではいけない、私も現実世界で彼氏をつくらないといけない、と思うようになりました。
マッチングアプリを使ってみるとことに
といっても現実に存在する男性に声をかけて仲良くなることは私にはかなり難易度が高く、無理でした。
そこで、マッチングアプリを試してみることにしました。
ネットなら、実際に会話をする必要はありません。
全てメッセージのやり取りで済みますので私に向いていました。
若い女性というだけでかなりの数の男性からアプローチをかけられ、人生初のモテ期を体験しました。
実際には、モテていたというよりは数打ちゃ当たるのうちの1人であったというだけだと思うのですが。
しかし、この私が男性を選ぶ立場になる日が来るとは、夢のようでした。
また、プロフィール欄にオタクであることは記載しておりましたので、それを承知でメッセージをくれている方ばかりです。
とても心地よい環境でした。
そのうち何人かと実際にお会いして、1番楽しくリラックスして過ごせた男性とお付き合いすることになりました。
オタクの彼と私が付き合うことになると毎日が幸せ
彼氏もオタクですので、一緒にイベントに出かけたり家でまったりアニメを見たりして楽しく過ごしています。
もちろん、普通のカップルが出かけるような場所にも行きます。
遊園地やテーマパーク、水族館やショッピングモールなどです。
そういった時には彼氏に恥ずかしい思いをさせないように、オタクに見えないような流行を意識した格好をするように気を付けています。
ファッション雑誌を読む時間があったら漫画を読みたいですが、彼氏のことは二次元の彼氏の次に大好きなので、これぐらいの努力はしないといけないと思っています。
真っ黒だった髪も焦げ茶色に染めてみました。
そんな私を見て母は、もっと前からそんな風にしておけばよかったのにねぇと少し嬉しそうに言っていました。
最近はお互いに結婚を意識し始めました。
趣味が一緒なので、今まで通り仲良く楽しく暮らしていけそうな気がしています。
寂しい老後を迎えずに済みそうです。

