地域:大阪府
忙しすぎた私
当時、仕事があまりにも忙しすぎて、仕事が終わって家に帰るのがいつも22時過ぎで、夕食を食べてお風呂に入ったらもうベットで寝るだけの毎日を過ごしていました。
土日も仕事が終わっていない時は、会社に行って仕事をしていたので、土日もほぼどこにも出かけず、休みの日は昼頃まで寝てから会社に行ったりする生活をしていました。
また、就職してから地元を離れ、上京していたので、社会人になってから同僚以外の知り合いもおらず、彼氏どころか友達の作り方も分からず、孤独な毎日を過ごしていました。
おかげで学生の頃は一人で食事にでかけることに抵抗があったのですが、社会人になってからは一人で食事にいくことにも慣れて、ラーメン屋など女性一人では入りにくそうなお店にも行くことができるようになってしまいました。
生きがいがない私
上京してから、2年間全く彼氏のいない生活を送っていました。
男性との接点も会社の同僚以外全くなく、またいわゆる東京のデートスポットもイベントもおしゃれなレストランもほとんど知らない状況になっていき、休みの日、仕事に行かなくてもよい日は、テレビをみるか漫画喫茶に行って好きな漫画を読むかなど、本当につまらない社会人生活を送っていました。
夢見て上京したのに、こんなはずではない!と時々家で泣いていました。
当時仕事もとてもきつく、上司や顧客に怒られることもたびたびありました。
また、事務職から営業職になったばっかりで慣れない営業周りをしていたこともあり、ストレスいっぱいで同僚以外の誰かと仕事の話を気軽に話せるような人がいればなぁと思っていました。
行動あるのみ!
仕事ばかりの毎日で、当時私はほぼ病んでいました。
彼氏欲しいなぁ、デートとか楽しいところに行きたいなぁと思っていたところ、何気なくネットで婚活パーティーの記事を見つけました。
20代だった私は、婚活パーティーというとお見合いのような堅苦しく30代以上の人達しか参加できないと勝手に思い込んでいました。
また、全く知らない人に出会うのもなんだか怪しい、変なことに巻き込まれたくないとも思っていました。
ただ、ネットでの記事を見ていると、男女共に20代限定の婚活パーティーがあったり、女性は20代、男性は20代から30代と少し年上の男性とも出会えるチャンスがあったりと、いろいろな婚活パーティがあることを知りました。
また、女性の参加費用はとても安く一回の参加費用は500-1000円であったこともとても魅力的で、参加してみたら気の合う男性に会う事ができ、そのままお付き合いとなりました。
毎日が楽しい!寂しくない!!
彼氏ができたことによって本当に毎日が楽しくなりました。
当時はまだガラケーの時代だったのですが、メールが彼氏から届くたびに、ワクワクしたことを覚えています。
仕事も相変わらずきつくて、夜も遅かったのですが、彼が私の体調を気遣ってくれたり、私も今日会った出来事をメールで送ったり、孤独な気持ちは全くなくなっていきました。
また、土日は一緒に遊びにいって、ずっと行きたかった江ノ島にも連れていってもらい、ようやく上京してからの生活を楽しむことができました。
彼と私の仕事場も近かったので、仕事終わりに食事を一緒にしたり、そのまま彼の家に泊まりに行ったりと、忙しい合間をぬって彼と会う事により、毎日の時間をより大切にするようになりました。
彼とは残念ながら私の転勤にともない別れてしまいましたが、7年経った今もとてもいい思い出です。
あの時勇気を出して、婚活パーティーにも参加して本当に良かったです。