福岡県
大学生活に夢を見すぎて…
私は高校生の時、大学生活にいろいろな憧れをもっていました。
大学生になったら、学生の人数も多く、ゼミやサークルなどあるからいろんな人との出会いがあり、すぐに彼氏ができるだろうと思っていました。
しかし私は、アルバイトを優先しサークルには入らず、その上同じ学部には男子が1割しかいない、現実は大学でそんなに出会いなんてないということを言い訳になかなか彼氏ができずにいました。
また、アルバイト先で恋をする友達も少なくなかったので、私も期待をしていたけれど、私のアルバイト先は女の子しか雇わないところで、敷居が高いお店だったのでお客さんもお年寄りが多く、同 年代の男の子とは出会いがありませんでした。
友達に彼氏ができて…
私には高校生の時に仲良くなった3人の友達がいました。
大学の友達は、彼氏持ちの女の子が多く、デートの予定があるなどで相手にして貰えないことも多かったため高校の時の友達とよく集まっていました。
高校の時の友達はみんな彼氏がいなくて、集まるとよくバカ騒ぎばかりしていました。
ですがある日、1人の友達が元彼だった人とよりを戻し、会う機会が減るようになりました。
その1年後また1人、職場の上司の人と付き合い始め、その友達とも会う機会が減っていきました。
いつも一緒にいた2人の友達に彼氏ができ、会う機会が減ったため、友達に会えない寂しさと自分だけ取り残されるかもしれないという焦りが出てくるようになり、彼氏が欲しいと思い始めました。
当時CMで流れていたSNSで
友達に彼氏ができ、焦っていた私はどうしたら彼氏ができるのか悩んでいました。
最近はSNSで出会った人と付き合うということも増えてきていたので、私もSNSで探してみようと思いました。
最初は、SNSで男の人と知り合って付き合うということに不安や恐怖でいっばいで抵抗がありましたが、その時の私は早く彼氏がほしいと焦っていたため行動していました。
芸能人の情報を見れるというのが目的で、私は当時CMで流れていたSNSをダウンロードしていました。
そのSNSで探してみようと思い、いろんな人のアカウントを見ました。
地元が一緒で同 年代の人を探していたら、1人顔がとてもタイプだった2歳年上の男の人を見つけたので、私から連絡をしました。
彼氏ができて浮かれていた私
CMで流れていたSNSで連絡を取っていたら、彼の方からLINEで連絡をとりたいと言われ、それから毎日LINEをするようになりました。
そして、だんだんお互いに気になる存在になり、直接会ってみることになりました。
実際に会ってみると私が想像していた彼よりも雰囲気が柔らかくとても優しい人で、一瞬で惹かれていました。
初めてのデートは公園でまったりお話する程度でした。
最初は少し恥ずかしさもあり、なかなか目を合わせることができませんでした。
しかし、彼といると不思議と安心感があったのです。
その時には、私の中で気になっている人から好きな人へと変わっているのに気づきました。
それからは不安は完璧になくなり、躊躇なく会うようになりました。
私もほとんど緊張しなくなり、普通に目を見て話すことができるようになりました。
3回目のデートの帰り際に車の中で「好きです。付き合ってください。絶対幸せにする。」と告白をされ付き合うことになりました。
久しぶりに彼氏ができ浮かれていた私は毎日にやけ顔だったようで、大学の友達からよく楽しそうだねと言われるようになりました。