岩手県
在宅の仕事で出会いがなかった
私は、大学卒業時に体調を崩し気味だったこともあり卒業後は家で株の取引を行ない生計を立てていました。
ずっと経済や株に興味があったので、ある程度の知識はありましたしそれで一人で生活をしていけるくらいの稼ぎを得ていました。
家でパソコンへ向かっている時間も長く、外出と言えば実家にたまに出かけたり近所のスーパーに食料品の買い出しへ行くくらいで、とにかく同世代の人達との出会いや交流がありませんでした。
周りの他の人達はちゃんと就職して社会にでているのに、私だけ株なんかやってていいのだろうかというある種の劣等感のようなものも感じていたので、そういう場を避けるようにしていたのも事実です。
人との関わりが恋しくなった
ある日、高校時代の友人から結婚式の招待状が届きました。
彼女とはよく会って一緒にカフェでお茶をしたりもしていたので、素敵な彼氏がいてプロポーズされたことまでは知っていましたが、実際に招待状が届くと私だけ取り残されてしまう気がしてふっと寂しさを感じたのです。
私自身まだまだ若いような気がしていましたが、気が付いたら20代後半でした。
そのことに気がついた時に、彼氏いない歴=年齢のまま一生を終えたくないと感じました。
何とかして人生を変えていかなければならないと感じました。
彼氏ではなくても、新しい交友関係を築いて願わくば良い人と出会い自分自身の価値観をもっと広げていきたいと感じたのです。
興味を持った事にチャレンジしてみた
もともと国際交流に関心がありました。
人生の色々な事にモヤモヤとしていたある日の事、文化交流のイベントへ行ってみると隣に座った男性が一枚のチラシをくれました。
それは彼が主催している英会話サークルのビラでした。私自身以前から英語に興味があったので、ビラをもらった瞬間に「これだ!」と思いました。
その後連絡をとり、週に1回英会話サークルへ通う日々が始まりました。
人数は20人程で、英会話の他にも一緒に飲みに行ったり、ボーリングへ行ったりというイベントも多くすぐにメンバーの方々と仲良くなりました。
色々な人がいましたが和気あいあいとして良いサークルでした。
その中で次第に親しくなった男性と交際をスタートすることになったのです。
何事にも前向きになれた
以前は体があまり丈夫でない事がコンプレックスでした。
でも、彼は私をありのままで受け入れてくれます。
それが私に自信を与えたのか、前よりも前向きに物事をとらえられる事が多くなったような気がします。
くよくよすることが無くなりました。
彼はアウトドア派なので、一緒に川下りをしたりキャンプへ行ったりドライブをしたりと様々な場所に連れ出してくれます。
心から信頼できる人ができたことがとても嬉しいし、彼との出会いが私の人生の中での宝物になったと感じています。
今はもう一緒に住んでいますが、彼のためにお弁当を作ったり栄養バランスを考えてご飯を作ったりと人のために何か出来るという事を幸せに感じています。