地域:静岡県
恋の中弛み
当時は、前の彼と別れてから1年くらい経っており、また新たに恋がしたいなと思っていた時期でした。
前の彼は年下で、良い言い方をすれば可愛い弟のような感じでしたが、
現実的に考えると頼りがいがなく、何を聞いても「適当でいいんじゃない。」など、
親身に考えてくれず、どこに旅行に行くにも私がバスや電車の時間を全部調べて彼の手を引っ張って連れていくような感じでした。
始めはそれでも楽しかったのですが、段々と私自身が疲れてきているのが分かり、
「こんなの恋愛っていうより、母親と子供みたいだ。」と思い始め、
彼とは別れました。全く未練はなく、次は前の彼とは正反対の頼れる年上の男性がいいなと思いつつも、
すぐには恋愛をする気持ちにはなれず、1年ほど一人の時間を楽しんでいました。
20代の内に結婚したい
彼氏が欲しいと思ったのは、やはり結婚したいという気持ちがあったからです。
当時、24歳の私にとって結婚というものに対してあまり深く考えず、
「結婚したら幸せになれるんじゃないか。」という少し夢見がちなところはありました。
今の若い人たちは30代になってから婚活を始める人たちも多いのですが、
私自身、20代の内に結婚し、自分が体力がある内に子供も産みたいと思っていたので20代前半から婚活を始めました。
現在30歳なのですが、周囲の同級生の友人たちは未だにフリーな子が多く、
「結婚したい」と今から婚活や合コンに勤しんでいますが、なかなかいい相手がいないと私に愚痴を言ってきます。
今思うと私は早くから始めて良かったなと思っています。
友人の伝手ではなく自分から新たな出会い探し
新しいパートナーを探そうと思った当時は、婚活イベント等は今よりも沢山はなく、
出会いといえば友人から誘われた合コンくらいでした。
それも絶えずある訳ではなく、半年に1回あれば良いほどでした。
友人からの合コンの誘いを待つばかりでは、いつ良い男性に出会えるか分からないと私は感じ、
ネットの婚活サイトを利用させてもらいました。
婚活サイトに登録すると、当時、24歳だった私のところには色々な男性からメールを頂きました。
その中で、何名かの男性とメールをやりとりさせて貰い、何人かの男性と会いましたが、
一番最後に会った男性とすぐに意気投合し、10日ほどでお付き合いをさせて頂くことになりました。
毎日が楽しい
今まで、一人の時は休みの前の日の仕事終わりにレンタルショップでDVDを3、4本借りて、
お酒を飲みながら夜中に映画を観る事ことが私にとって至福のひとときでしたが、
彼が出来てからは、毎日彼の事ばかり考えていました。彼の家は私の家から遠くはなかったため、
当時、親には彼氏が出来たことは一切言わずに、親に無断で家を抜け出すことも多々あり、
無断でお泊りすることも沢山ありました。
仕事終わりに家でご飯を食べ、お風呂に入ってからすぐに彼の家に行く日々が続きました。
少し大変でしたが、当時は彼に会えるという嬉しさがいっぱいでそんなこと苦にもなりませんでした。
その彼と2年半程付き合い、今では私の旦那です。