地域:東京
付き合う人とはそのまま結婚したいと思っていたので、自然と見る目が厳しくなってしまっていました。
また、元々自分が都心に住んでいて、目が行くのがオシャレな男性ばかりでした。
付き合う条件として、東京出身がいいとも思っていました。
それに対して周りは地方出身者が多かったこともあり、まず条件と外見でなかなか付き合いたいと思える相手がいなかったのです。
今思えば自分は棚に上げ、随分とハードルを上げすぎていたな、と思います。
その上さらに趣味が合う人がいいとも思っていたので、だいぶ理想が高く、見つからなくて当たり前です。
そもそもそんな条件を考えている時点で、そこまで彼氏が欲しいわけではなかったのだろうと思います。
好きになった彼を諦めた瞬間、もっと彼氏が欲しいと感じるように
とても好きになった人を諦めたことで、本当に彼氏が欲しいと思いました。
本当に好きになったら、自分の作り上げた条件など関係なかったことがわかりました。
諦めた人には彼女がいることがわかり、身を引きました。
でも、こんなに人を好きになることがあるんだ、というとても良い経験が出来て、同じかそれ以上好きな人を作りたいし、作れるはずだ、と思ったのです。
それまではただ何となく、周りが彼氏がいたり、彼氏が欲しいと言っているから自分も欲しいと言っているようなところがありました。
しかし、この時ばかりは本当に本気で自分が好きになった人とお付き合いがしたいと初めて思ったのです。
やっと彼氏がいるってどういうことなのかがわかった経験でした。
自分の環境を変えることで彼を見つけられる
まずは環境を変えてみるところから始めました。
もちろんその先に出会いがあるかはわかりません。
しかし、環境を変えないと、諦めた彼のことを忘れらないであろう状況だったのです。
また、周りの男友達を見つめ直すこともしました。
中には好意を示してくれている人がいたので、その人と向き合うべきか、深く考えました。
そして結局は、新しい環境の中で素敵な出会いがあり、その人と一緒の時間を重ねていくうちに、前に好きだった人のことを忘れることが出来ました。
正確に言えば忘れるというよりは、前に好きだった彼を越えたという方が正しいのかも知れません。
どんなに燃えるような想いも時が経ち、それ以上のものがあり、会わなければ忘れられることもあるのだな、と思いました。
必要なときに彼は現れる?彼氏を一途に愛した
彼氏が出来てからはその彼一筋になりました。
最初のうちは前の好きだった彼に会う機会もあり、やっぱり好きだな、とも思ったりもしましたが、ほとんど彼氏と毎日一緒に過ごすようになり、本当に幸せになれました。
彼氏がいるってこういうことなんだ、という新しい発見ばかりでした。
そしてやはりそれ以前は、自分は彼氏というものを必要としていなかったのかも知れないと思いました。
やはり人それぞれ、彼氏が必要な時もあればそうでない時もあるものです。
しかし、本当に欲しいな、と思ったら、やはり自分で動くべきだと思いました。
自分の人生の限られた時間に彼氏がいるというのは素敵なことです。
私は結局その彼と結婚しましたが、万が一別れていたら、その後は積極的に新しい彼氏を探していただろうと思います。