干物女が年上の彼氏をみつけて、結婚して寿退社を夢見た結果。

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あきこさん 年代:30代
地域:広島県
目次

彼氏がいない干物女の私

彼氏がいなかった理由。それは、もしかしたら仕事が夜の10時頃終わって、朝7時には出勤する(家を出る)毎日だったので、それだけでいっぱいいっぱいだったのもあるかもしれません。

土日はひたすらパジャマで一日中過ごして、寝たい時に寝て、食べたい物を食べて、ぐうたらして、休日って、なんて極楽なんだろうと思いながら過ごしていました。

彼氏なんて出来た日には、休日はデートもしなくちゃいけないんだろうし、ムダ毛の処理とかもキッチリしないといけないし、身なりも小綺麗にしないといけないし、面倒くさいな、いらねーな、ぐらいに考えてました。完璧に干物女です。

見た目も全然気を使ってなかったです。

干物女が変わるとき

ある時期から、職場の同期が寿退社でどんどんいなくなりはじめました。

また同じ頃、職場の部署が変わり、なんと営業職にまわされてしまいました。

「私は超ネクラなタイプなのに営業なんてー!」と、上の人間を毎日呪っていました。

営業職にまわされてからは男性営業員と同様のノルマの数字をはりつけられて、毎日嫌で嫌でたまりませんでした。

休日もうなされて、もうこれは、私も寿退社をするしかないと思いました。そのためには、まず彼氏を作らないといけません。

干物女が彼氏を作るために立ち上がりました。

まずはエステで痩身からだ!と、エステに行ったり、百貨店でオシャレな服を買ったりして、今まで無頓着だった女磨きに励むようになりました。

年上の彼氏をみつけるぞ!

結婚するためには彼氏を作らねば!どうやって作ろう?と考えた時に、同じ職場で昔一緒に働いていた人で、独身の男性がいたことを思い出しました。

当時、社内の連絡網みたいなのがあって、相手の携帯番号とメールアドレスを知っていました。

善は急げで、早速連絡しました。

「お久しぶりです。彼女出来ましたか?合コンしませんか?」と、メールしてみました。

そうすると、相手から「彼女いないよ。合コンしようしよう!」とノリノリで返事がきました。

そして、数日後に3対3で合コンしました。

全員が、同じ職場内の人間という、何とも面白い合コンでした。

結局、幹事の彼と仲良くなって、「俺と付き合って」と言われ、付き合うことになりました。

やっと年上の彼氏が出来た

苦労実って、なんとか年上の彼氏が出来ました。

「まあまあイケメンだし、年上だし、何でも奢ってくれるし買ってくれるし最高!彼は同じ職場の違う部署で、仕事ぶりも分かるので安心。この人なら、いつプロポーズされてもオッケー!専業主婦目指すぞー!」

と、数年間はノリノリでした。

相手の年齢が10歳年上だったし、基本的に性格が穏やかで落ち着いた人だったので振り回されることもなく、ゆったりした気持ちでお付き合いしていました。

生活の変化ですが、彼氏が出来る前は、休日は家でずっと寝ていたり、引きこもっている感じでしたが、彼氏が出来てからは土日のどちらかは彼氏と遊んで、仕事が早くすんだ日は一緒にご飯を食べに行ったりしていました。

ですが、プロポーズのタイミングが合わず、結局その彼とはお別れし、結婚しませんでした。

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