大阪府
片思いしている人がいました
高校1年生の頃から高校3年生の頃までずっと3年間片思いをしていました。
その方は2つ上の先輩で、勇気を出して一緒にお昼ご飯を食べてもらったり、私なりにたくさん頑張ってアプローチをしていましたが、「年下だから」「大人になったら」などとぼんやりとした理由ではっきりフラれるわけでもなく、宙ぶらりんの状態でした。
高校3年間ずっと片思いをしていたこともあり、高校を卒業して専門学校に入学した後も何となくその先輩のことが忘れられず、片思いを続けていました。
専門学校で恋愛をするという気も元々持ち合わせておらず、むしろ学校に入学したからには恋愛よりも勉強を頑張ろうと、避けていました。
ですので3年間ずっと彼氏がいない状態でした。
友達に彼氏ができました
高校生の頃からずっと仲が良かった友達と同じ専門学校に入り、そこでも一緒に切磋琢磨していました。
その友達も私と一緒で恋愛よりも勉強、だと思っていたのですが、ある時、その子が新しく始めたバイト先でめでたく初カレをゲットしました。かっこいい1つ年下の男の子で、友達のことをとても大切に想ってくれており、誠実そうな好青年でした。
友達が楽しそうに過ごしている姿を見るのは微笑ましく、嬉しかったのですが同時に寂しさを覚えるようになりました。
専門学校では恋愛にうつつをぬかさず勉強する、と決めていましたが、そんなに堅く考えず素直に自分が好きと思える、好きと思われるそんな相手が欲しくなってしまいました。
いずれ友達と友達の彼氏とで私の未来の彼氏とダブルデートができたら…と夢を見るようにもなりました。
気があう!と感じました
今まで同じ専門学校の同級生は眼中にもなかったのですが、決めつけは良くないなと思い、どんな相手も良いところを探しながら話すようになりました。
そうすると案外、同級生も悪くないなと思うようになりました。
そんな中、学校のグループ学習にて同じグループになった男性がいました。
私は同じグループになるまでその方の名前すら知らなかったのですが、学習中協力し合いながらたわいもない話をしていたところ、周りが笑わないところで私とその方だけ笑ったり、話が止まらなくなったりと、考えるまでもなく気が合うと思いました。
向こうもそう思ってくれている空気を感じ取れましたし私自身こんな気が合う人がいるんだ、と思いそこから毎日話すようになりました。
ラインでも話すようになり、電話をし、デートをしと急激に仲良くなり、初めて話した三ヶ月後に向こうから告白されました。
お互いに成長できました
最初はラブラブなラインを送りあったり、お出かけをしたり楽しく過ごしていましたが、就活の時期などお互いがピリピリしてしまいぶつかることも増えました。
しかしそこで頭ごなしに怒ったり喧嘩したりするのではなく、お互いにイライラしている理由などを話し合ったりして相手のことを思いやる気持ちを学ぶことができました。
お互いが気持ちよく過ごせるように、まさに親しき仲にも礼儀ありといった感じで、自分の性格が丸くなっていることを感じました。
自分のことを理解してくれている存在がいるのは本当にありがたかったです。
自分では分からなかった自分の良いところ、悪いところを見つめ直すことができました。
友達でも家族でも得られない、また違った安心感がありました。