【青春の思い出】彼氏がいるだけで人生が地獄のどん底から幸せの絶頂に変わる話

あおさん 年代:30代
岐阜県
目次

彼以外目に入らない

高校1年生の頃、同じクラスに好きな男の子がいました。

その男の子とは、同じクラスの女子の中だったら私が1番か2番目くらいに仲良くなり、勝手に脈アリだと思っていました。

今思えば、私からのしつこい一方的なラインはとてもイタイものでした。

そしてついに決心しラインで軽率な感じに告白したところ、あっさり振られ、私は心の整理がつかないままでいました。

その後、その男の子とは告白前のように仲良い関係に戻ることはできず、喋らないままクラスを過ごしていました。

しかし振られてもなお諦めきれず、他の男の子には目もくれず、ずっとその人を片想いしていました。

この異常なまでの想いが故に、彼氏を作ることができなかったのだと思います。

青春したい

必死に受験勉強をして念願の第一志望の高校に入ったので、当時まずやりたいことと言ったら勉強ではなく恋愛でした。

恋愛映画をよく見ていたこともあり、「高校生=恋愛」というイメージがついていたのかもしれません。

(全く恋愛をしてこなかった当時は、それが映画の中だけの話だとはわからなかったので。)

加えて、私の高校にはかわいい女の子が多く、入学早々彼氏ができる子もたくさんいたので多少焦りの気持ちもありました。

また、女友達とでは埋められない寂しさの隙間に気付いたのもこの頃だったと思います。

好きな人といちゃいちゃしながら時間を過ごすことの憧れと、多少の焦りから彼氏が欲しいと強く思うようになりました。

だんだん仲良くなって…

好きな男の子に告白しようと決意する数日前、中学の同級生の男の子からラインの追加があり、喋るようになりました。

その人とは中学時代に一言二言しか話した記憶がないため、なぜ追加されたのか不思議でした。

ラインではとても気さくで話も弾み、好きな男の子がいることも打ち明けました。

数週間後、好きな男の子に告白して振られたことをラインで伝えました。

するとその人から「よかった」と返事が来て、そのまま私への想いを伝えてくれました。

正直、その人に対して全く好きという感情は無かったですが、振られたショックからなかなか立ち直れなかったので、弱みに付け込まれたように付き合うことになりました。

毎日が幸せ

彼氏ができた日から毎日が幸せでした。違う高校に通っていたため、毎日は会うことはできませんでしたが、中学の同級生なので地元が一緒で、簡単に会うことができるのがよかったのだと思います。

私は当時テニス部で、彼は野球部に入っていました。

私の定休日と彼の定休日がたまたま同じ月曜日で、学校が終わった後、デートをすることもしばしばありました。

また、私が部活で彼が休みの日は駅まで迎えに来てくれたりしてくれて、友達曰く、その日の学校で私はずっとニヤニヤしっぱなしだったそうです。

彼氏ができて、彼氏がいなかったときよりも遥かに毎日が楽しく幸せになったのは自他共に認めるくらいでした。

辛いことも頑張れるような気がして、彼氏の存在はとても大きいと感じました。

 

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