地域:東京都
ガードが固すぎて近寄れない女子
当時の私の服装は、肌を露出しない服装ばかりでした。シャツに長パンツや、体のラインを極力隠したファッションが多かったので、女性らしさの微塵も感じられないスタイルでした。
その服装の通り、心のガードも堅かったので、簡単に異性と親しくなることはしませんでした。
会話をするのも、警戒をしてまい、なかなか心を打ち明けることをしなかったので、当然私のことを好意を持って気にして近寄ってきてくれた相手も、次々と去っていきました。
私もなかなか異性に対して積極的になれなかったので、去られても仕方がないなとすぐに諦めてしまい、次につながることもありませんでした。待ちの姿勢が強かったので、なにも発展しませんでした。
社会人になり結婚式に呼ばれるようになって結婚の憧れを抱きました
彼氏がいなくても平気と、のんびりと気軽にかまえて思っていたのですが、社会人になって働き始めてから周囲の結婚ラッシュが始まりました。
当然20代半ばから周りの女友達は、結婚を意識して、次々と結婚をしていきました。
そんな中でも私は相変わらずこのまま一人でもいいやと思っていました。
もともと結婚に期待はしていなかったし、仕事も楽しいのでこのままずっと一人でも、生きていける、結婚するメリットがあまり感じられないし、どうしても彼氏が欲しいとは思えませんでした。
とはいっても、周囲の結婚を見ていると、だんだんと、私も将来は結婚したいなと漠然と思うようになってきてしまいました。
周囲を探してみたら見つかりました
彼氏を作らないと、結婚までたどり着くことはできないと思ったので、まず周りから探すことにしてみました。
すると、職場の違うフロアに気になる人がいたことに気が付きました。
実は、その彼からは、仕事を通してよく話すことが多く、気さくで話しやすい人だなと思っていました。
とはいっても、結婚相手には思えませんでしたから、仕事を通した付き合いという気持ちでいました。
ところが、彼氏を探そうと思ったとき、その彼がとてもよいと急に思ってしまったのです。一緒にいて疲れないこと。
これが長続きの一番の秘訣だと思っていたからです。
結局、私がそのあと転職する時に、彼の方から付き合って下さいと言われて、人生初めて28歳の時に彼氏が出来ました。
恋人同士ってこういうことなんだと痛感しました
彼氏が出来てまず初めに驚いたことは、彼氏がいるということは、お出かけも一緒に出来るということでした。
これまでおひとりさまの時は、いつも食事も一人、映画も一人、お出かけも一人でした。
別に一人で慣れているので恥ずかしいとかありませんが、二人になって一緒に行動してみると、二人っていいなと思うことが増えました。
思い出も二人分、相手を思いやる気持ちも二人分、食事も一人より二人で食べたほうがなんだかあったかくて美味しく感じました。
二人だから入れる場所もあったし、お話しも、楽しい経験も沢山出来ました。一人では行けなかった場所にも少し遠出してお出かけ出来ましたし、彼氏っていいなと痛感しました。