地域:福岡県
相手探しに必死過ぎた痛い女
趣味のサークルや飲み会、合コンに出まくり、良さそうな人がいないか血まなこで探していた私。
なんとかいいところまでこぎつけるも、他の女に取られたり、初めと印象が違う!重たい!と言われてフェードアウト…。
当時はなぜ?こんなに尽くしているのに…と落ち込んでいましたが、今自身の態度を振り返ると、あなたがいい!ではなく、彼氏が欲しい!
という下心が相手に見え見えだったのだと思います。
もう一つの理由は、当時は彼氏を探している割にファッションや美容に無頓着すぎだったかと…。
下着は古くてヨレヨレ、服は特にこだわりなんてなく、似合うものも良くわからぬまま店員や家族の意見に流されて買う…みたいな感じでした。
彼氏がいる=安心感という思い込み
当時妹は10年以上付き合っている彼がおり、長続きしない自分は負け組なのだという、コンプレックスがありました。
長年同じ人と付き合えることは人生が安定している、なんて思ったことも。
30代に入ってからは、周りが結婚→出産ラッシュに入り、時間がない!と益々焦りが出てきました。
それに伴い、周りには結婚を前提に付き合う人を探す!と宣言するようになりました。
それで余計に恋愛の対象が範囲が狭まったような気がします。
しかしながら、家族には、フラフラ無計画で危なっかしい恋愛ジプシーからまじめに人生設計を考えるようになってくれたのね…と思われたみたいで、特に妹が知り合いを勧めてくれたり、熱心に応援してくれました。
上司の飲み会で運命の出会い
彼氏ができたきっかけは、自らガツガツ参加していた会合ではなく、当時仕事の上司(女性)から「知り合いに誘われたんだけど、女性がいないから付き合って!」と頼まれ、タダで飲み食いできる!という欲に負けて参加した会合でした。
たまたま隣の席に座ったのが今の彼氏。同い年だね!と話が弾み、トントン拍子で連絡先を交換することに。
その後、ご飯を食べに行ったり、夜にまったりライン通話でおしゃべりをしたりと、肩肘張らない気軽な友達付き合いを続けるうちにお付き合いする流れとなりました。
無理にこちらからあれこれ流れを作らずとも、自然に上手く成り立っていく恋愛があるのだなあ、と感激した次第です。
重荷からの解放と適度な緊張感
まずは彼氏を見つけなければ!という強迫観念めいたコンプレックスから解放されました。
特に、今の彼は付き合う前に「私は結婚したいから、それを前提に付き合えないと困る」としっかり意思を伝え、それを真剣に聞き了承してくれた人だったので安堵感がとても大きかったです。
それに伴い、心に余裕ができたので生活にハリができました。
周りからも振る舞いに自信がにじみ出ているね、なんだかキレイになったねと褒められる機会が増えた気がします。
一方で、結婚について意識を向けるようになったので、フラフラせず今後の人生設計をしっかりせねば!とよい緊張感が生まれました。
それもあってか、家族から「●●くんと付き合うようになって、しっかりしてきたね」と褒められるようにもなりました。