和歌山県
彼と別れて
3年程度付き合っていた彼がいたのですが、気持ちと時間のすれ違いからなかなかお互い向き合うことができず、このまま自然消滅してしまうのではないか…というところまできたので、私のほうから連絡をして一度話合わないかと提案してみました。
週末話し合うことになり、カフェで待ち合わせ。
話し合ったところ、やはりこのままの関係でやっていくのは難しいだろうとお互い別れを選択することになりました。
ですがやはり大きなトラブルがあったわけでもなく、気持ちが冷めたわけでもなかったので、私は前に進むことがなかなかできず次に進むことができなかったのです。
その日から数ヶ月彼氏ができる以前に恋愛というものからかけ離れた生活を送っていました。
友人の結婚式
あの日から数ヶ月が経ち、以前から予定していた友人の結婚式に参加しました。
まだ年齢も若いため、自分の身近な人の結婚式に出るのは初めてだったのですごく感動したことを覚えてします。
結婚式場で見た友人のとても綺麗なウエディングドレス姿、新郎新婦共々幸せそうな笑顔、親御さんの寂しさと嬉しさが入り混じってるなんとも言えない表情…
あの感動を味わっていなければ、私は前に進むこともなく、立ち止まったままだったかもしれません。
その日を境に「こうしてはいられない!私も絶対幸せになる!」という思いがこみ上げてきて、過去を振り返るのはもうやめよう、新しい恋人を探すよう努力しようと決心しました。
以前の彼とはとてもいい思い出しかなかったので、そっと心に閉まっておくことにしました。
まさかの展開
新しい恋を探すと決心し友人にも協力してもらい、紹介してもらったり、合コンにも参加し、近所の軽いお見合いパーティーなどにも参加してみました。
出会った方たちはみんな良い方達ばかりだったのですが、やはりこの人と恋人になりたい!そう思えるような人には出会えませんでした。
探す気力も少し失せてきた頃、職場の忘年会があり毎年のごとく参加しました。
忘年会では部署が違うため普段あまり関わることのない同僚達もいたため、恋なんか忘れて久しぶりに心の底から楽しめました。
すると同僚のうちの1人に声をかけられ、2人で話してるうちに告白されました。
私も彼のことは出会った時から素敵な人だな(恋愛感情ではありませんでしたが)と思っていたため、前向きに考えてみようとその場ではお断りしたものの数ヶ月2人で出かけたり食事に行ったりしてみました。
日が経つにつれ気持ちも増し、再度告白された時にはもう完全に彼の虜になっていたためお付き合いをスタートさせました。
自然体でいられる幸せ
彼と付き合ってから、何をするにも自然体でいられることがこんなにも幸せなことなんだとつくづく思い知らされます。
以前の彼氏とお付き合いしていたときは、嫌われないように、彼にしんどい思いをさせないように、そんなことばかり考えていたためあまり上手く自分を表現することができなかったのですが、いまの彼とはそんなこともなく、お互いいい距離感を保って幸せな日々を過ごしています。
あの日あの時、友人の結婚式に行ってなければ私はあのまま前に進めていなかったかもしれないし、今の彼とも何もなく終わっていたかも知れません。
やはり恋愛はタイミングがとても大事なんだなと思い知らされました。
来月にはあの友人のように私もウエディングドレスを着れることになったので、本当にあの時勇気をだしてよかったなとすごく思います。