熊本県
結婚願望の強さ
高校からし様々な恋愛を繰り返し、29歳の頃に7年付き合った彼氏と別れた。
プロポーズをされて「ピン」とこなかったのが原因で、顔合わせの前にドタバタと別れた。
アラサーになって、もう周りの友達は既婚者ばかりで焦る毎日。
コンパに行っても、周りを見てもいい人はいない。
だんだんときめくことが分からなくなり。
恋ってどんな気持ちだったのか見えなくなってきた。
結婚を夢見るばかりに、好きって気持ちを見失い、恋愛どころか片想いすらままならない日常。
そんな自分に余計に焦り、気持ちが塞いで、紛らわそうと女友達に逃げた。
休みのたびに旅行に、女子会。
女の友達といることほど面白いことはないと思い始めたら、とっくに恋愛することなんて忘れて、開き直り始めた。
子供が欲しくて
そんな私もやっぱり30歳にもなれば、不妊って言葉に敏感になり始めた。
20代でも結婚して何年も子供ができない夫婦、30代で思いがけず生理が上がってしまった人、泣く泣く40代で諦めることになった人。
携帯で、PCで、ネットで調べるたびに虚しくなった。
でも一分一分時間は過ぎる、こうしちゃいられない。
そう思い立ったら子供がどうしてもほしくなった。
中には精子バンクたるものもある、周りにも未婚の母はいるが、私はやっぱり好きな人がいい。
好きな人の子供がほしい、好きな人の子供が産みたい、それが私が30歳のときに彼氏を欲しいと思った理由。
若い頃とは全然違う気持ちの変化だと思う。
若い頃はこんなんぢゃなかったのにな。
運命のような出会い
どのように彼氏を見つけようと一生懸命に考えて動きました。
合コン、飲み会、紹介、出会い系サイト。
合コンと飲み会は知り合いのつてを伝いながら、知り合いができたらまた別の人と、どんどん輪を広げながら沢山友達ができた。
紹介は友達によって、私の好きなタイプの人を紹介してくれる子もいれば、「なんでこんな人を?」って思うような人を紹介したり、バカにされてる?と思いたくなるような男性を紹介されたり。
出会い系サイトはやっぱり怪しい人が多いから、信用できないし、会えずにうずうずしたり。
でも最終的には紹介でした。
紹介で出会って、タイプでもなかった男性がいましたが、連絡をとりあってすぐ心が好きになりました。”幸せいっぱい”
最後の彼氏ができて、デートを繰り返しとても好きになりました。
そしたら今まではどんな恋愛にも強気だった私も人に優しくなれるようになりました。
何でもしてあげようと思ったり、彼の笑顔を見るためにプレゼントをしたり、生活自体は年上の男性でプライベートもしっかりしているので、変化はありませんでした。
自分の時間も大事にしようというスタンスです。
それは今でも変わらず、お互いにそれぞれのペースを優先するように心がけています。
その人と今は結婚して子供も生まれました。
子供は彼によく似ており、私にも似ています。
あの時の恋愛があったからこそ今の私たちの生活があるのだと満足しています。
幸せは自分で作り出せるものだと今でも信じています。