神奈川県
恋した彼は既婚者だった
彼とはtwitterで知り合いましたが、私は高校生、彼は都内で働いていました。
たまに連絡を取り合う仲でしたが、私は彼に恋をしてしまいました。
しかしそんな年の差と遠距離なこともあり、彼にとって私は遊び。
わかってはいましたが、彼への気持ちは諦められませんでした。
そんな中で、彼が結婚してこどもができたことを知ります。
ショックを受けましたが、私は彼の住む関東への大学進学を決めます。
ですが彼からの連絡はなく、私は一人で知らない土地へ来てしまいました。
どうしても彼への気持ちが忘れられず、他に好きになった人とも友達以上になることはありませんでした。
これじゃあ、がんばっても彼氏ができることはありません。
彼以外の彼氏はいらないと思っていました。
彼と一緒になりたい
どうしても彼のことが忘れられず、彼以外の彼氏は要らないと思っていました。
大学生になれば出会いもたくさんあります。
それでも他の男性に興味がわきませんでしたし、友人として楽しかっただけでした。
私は忘れられない彼と一緒になるためにここまで来ましたから、彼以外の彼氏をつくるのは絶対にしたくありませんでした。
大学生は将来への分岐点でもあります。
就職活動や実習、卒業してからの生活がかかった分かれ道もたくさんあります。
そんな中で、彼からの連絡が来ない毎日で、このまま大人になるのだとしたら、生きている意味が分からないと思いました。
将来への漠然とした不安を抱えながら、私は毎日不安定な生活をしていました。
もう心身ともに限界でした、支えてくれる人、彼が居てくれればいいのに、と思っていました。
彼からの連絡がきた
そんな毎日の中で、彼のプライベート用のアカウントを発見しました。
だめもとでフォローリクエストを送ってみました。
返信が返ってくるとは思っていませんでしたが、リクエストが承認され、彼と連絡を取り合うことができました。
彼も結婚生活でストレスを抱えていました。
彼と連絡をまた取り合うようになりましたが、彼は私に甘え、それでも一緒に居られない関係の中で、段々とイライラしたり泣いたり、不安定な精神状態になってしまっていました。
そんな彼を見ていて、私も不安定になってしまいましたが、私はしゃんとしていなければと思い、彼を支えていくことを決めました。
結果として、彼と付き合うことになり、現在は彼は離婚し、私は大学を中退、同棲しています。
彼との毎日の生活
これまで私たちは、5年間の空白の時間がありました。
その時間を埋めるように、小さなことでも幸せと感じられるような、慎ましい、それでも満足する生活を送っています。
不安定だった彼も、一緒に住んでいる安心感からか、毎日落ち着いた生活をしています。
彼は夜勤ですが、私もその時間に合わせた生活をしています。
毎日玄関で見送り、彼の居ない間に家事を行い、彼が帰ってくる時間に合わせてご飯を作り、彼を出迎え、一緒にご飯を食べて、趣味を楽しむ彼を見守り、一緒にお風呂に入って、ゆっくり眠る生活です。
そんなことは普通だ、と思われるかもしれませんが、そんなことが私たちにはできませんでした。
5年間片思いした彼が、私の初めての彼氏です。
そんな初めての彼氏と結婚する予定です。
学生だった生活からは一変しましたが、それでも私は彼と一緒になれて幸せです。