地域:東京都
大学受験に失敗、暗黒浪人時代
大学受験に失敗し、受験した大学にすべて落ちてしまったため浪人以外の選択肢はありませんでした。
予備校では「勉強以外のことは一切しないぞ!」と決意し、彼氏はおろか友達すらほとんど作りませんでした。
高校は共学だったものの卒業当時は彼氏がいなかったため、高校からの彼氏が〜ということもなく、ただひたすら勉強に打ち込んでいました。
中には予備校内で彼氏や彼女を作っている人たちもいたのですが、私はそういうタイプの人たちを馬鹿にするタイプの陰気な人間だったため予備校での出会いもなく、本当に勉強しかしない毎日。
高校の女友達や男友達とはちょいちょい連絡をとっていましたが、それでも恋愛に発展するような何かはありませんでした。
私にも本当の春がきた!
浪人後に無事志望校に合格し、ようやく勉強から解放されて「さあ遊ぶぞ!」となったときに無性に彼氏が欲しくなりました。
一年間色々我慢してひたすら勉強をしていたので、そろそろたくさん遊んでもいいだろうと思ったからです。
また大学に合格したしと封印していたTwitterやらFacebookやらInstagramやらを再開したのですが、そこで中学や高校の友人が大学に入学してからたくさん彼氏とのツーショットやら旅行自慢やらをあげていてひたすら羨ましくなったのもあります。
私も早くかっこいよくて素敵な彼氏を作ってキラキラしてみんなが羨むような投稿をするぞ!と決意したのを覚えています。
友だちだと思っていた人が案外…
高校卒業後からなんとなくちらほらと連絡を取っていた男友達がいたのですが、大学に無事合格した!
と報告をしたらお祝いにご飯を奢るよと言ってくれたのです。
何も考えずにありがとうと言って二人でご飯に行ったのですが、そこで久しぶりに対面で話したら案外その男友達がとてもいい人で、いい意味で驚いてドキドキしました。
大学に入って向こうが高校時代より見た目が垢ぬけたのもあるし、とても素敵にエスコートが出来る男性になっていたのです。
向こうも特に下心はなく、本心からお祝いでのご飯だったのですが、お互いそこからなんだか意識し始め、ついには付き合うにまで至ってしまいました!
高校時代には本当に眼中になかった人とまさか卒業後にこんなことになるなんてと今でも驚いています。
私ってこんなにめんどくさかったんだ
自分は今まで結構あっさりして冷静な性格だと思っていたのですが、全然そんなことはないんだなということに気付かされました。
返信がないとすごく心配になるし、サークルの合宿に行ってくると言われると女の人がいるんだよなあとものすごく嫉妬するし…。
新たな自分の一面に気付けました。あんまりいい面ではないのですが…。
また向こうが一人暮らしをしているためたまにお泊りに行くのですが、その際に家事の手伝いをしている自分にビックリしています。
家では何もやらずにひたすらゴロゴロして母に怒られている私が率先して料理やら掃除やらをしているだと!?と。
好きな人に喜んでもらいたいと思うと、面倒なことだって何でもできるんだなあと思いました。