地域:神奈川県
チキンで女子校育ち…こじらせ女子まっしぐらだった私
遡る事、小学校高学年の頃、制服がダサいのがきっかけに地元の公立中学校へ進学するのではなく、私立受験をする事にしました。
中高一貫校で制服がセーラー→ブレザー両方着れると言う理由で決めた受験校でした。
そこは女子校でしたが、当時は年頃で男子キモい!男子がクラスに居ないの幸せ!と思っていたので受験に受かり入学しました。
中高6年間、男子の目がなくジャングルと化したのチンパンジー女子に囲まれ、完全に女子校病に染まり、好きな男性は芸能人かアニメ!と、こじらせ女子まっしぐらでした。
周りの友達もそうでしたし、彼氏ができると、遊んでるチャラいと言ってバカにしていました。
女子校は出会いがないので、きっかけはほとんどSNSでした。
ネットの人と実際に会うなんて怖すぎる、そんなこと絶対したくないとチキンだった所もあります。
気がつけばクラスで恋人がいないの私だけ?取り残された私
大学に進学するも、そこも女子率が圧倒的に高く、在席する男子はほぼナルシストの曲者揃いでした。
キモい男とイチャイチャするなんてごめん被る!男に依存する人は家族からの愛が足りないんだ!と自分で言い訳を作って、入学当時は周りの友達も賛同してくれる人たちばかりでしたが、気がつくと3年生の頃にはクラスで恋愛してないのは私だけになっていました。
これは流石にまずいと思いながらも、なかなか行動に移せず、とりあえず神頼みをしようと友達の地元でもある島根県に旅行に行きました。
島根県といえば日本一の縁結びの神様出雲大社をはじめ沢山の恋愛成就の神様がいるので、ほぼ全てにお参りをしてお守りを買いました。
灯台下暗し?まさか、こんなところで出会うなんて!
ほどなくして就活の時期になり、インターンに行きそこの会社の社員さんに必勝法を聞くと「面接に出てくる人は大抵おじさんなんだから、おじさんと話しなれとけ。一番手っ取り早いのはキャバクラでバイトしろ」とアドバイスされました。
今思うととんでもない事を言う人だなという感じですが、当時は真に受け、本当に地元のガールズバーでバイトすることにしました。
そこに常連さんとして来ていたのが彼氏(現在の旦那)でした。
私も彼もそこで恋人を作ろうなんて気は更々なく、たまたまそこで出会って気があってトントン拍子で付き合う事になりました。
当時は私も彼も将来の事で迷っており、漠然と不安があったので共感できたのかもしれません。
こじらせ女子が初めての彼氏と4年間の恋愛を経て25で結婚!
付き合う前は大学を卒業したら拠点を移そうと思っていましたが、遠距離は無理だと思いそっちの企業からの内定を蹴り地元で就職しました。
彼も自営業を辞め、生活を安定させると言って会社員になり、その後結婚しました。
今までは結婚なんてできると思っていなかったですし、子どもも欲しいと思ったことはなかったのですが、彼と付き合いだしてすぐお互い結婚して子どもがいてと言うビジョンが見えました。
チキンな癖に押しが強かったので、トントン拍子で結婚しました。
彼と出会い付き合い、普通の女の子が憧れ当たり前にできると思っていることが私にもできたのは、今でも奇跡だと思っています。