埼玉県
仕事を言い訳に女を捨てていました。
毎日、仕事に追われていてメイクも服もどんどん雑になっていました。
SNSを眺めては友達の楽しそうな日々に嫉妬して更に自己嫌悪に陥っていて。。。
だからといって休みの日にも特に出掛けようとは思わず、お昼に起きてだらだらと過ごしまた次の仕事を迎えていました。
たぶん本を読めば知識を蓄えられるし、少し外に出ればきちんとメイクもして、可愛い洋服を着てられたし、コンビニご飯も卒業できれば料理の腕も磨けたと思います。
やろうと思ってもなかなか踏ん切りつかなくて、ただめんどくさくなっていただけなのに、仕事が忙しいからと言い訳して逃げていました。
そんな自分だから、女磨きも手を抜いていたから、彼氏ができなかったのかなと思います。
季節が廻る度に寂しさ募るばかり
2年ほど前に元彼と別れた夏から、四季折々のイベントを迎えるのが辛くなりました。
最初はリア充の人たちを見てやっかんで僻んでいましたが、だんだんそんな自分が嫌いになっていって、なるべく周りを気にしないようにしていました。
それでもイベントごとは毎月、時には月に2回以上もやってくるし、期間限定のものは大体2人分だったりと現実を思い知らされます。
さらに追い討ちをかけるのは、職場の人たち。
女子のトークのネタはほとんどが恋愛なんです。
その中で彼氏がいないとなると自然と、腫れ物扱いというか、話を振っちゃいけないような空気になるのです。
悪気がないのも分かっているので、気を遣わせて申し訳ないという気持ちが募りました。
誰かとイベントを一緒に過ごしたい。
女子のトークに加わって私も笑顔でいたい、そう思っていました。
彼氏をゲットするためにしたコト。
私はまずは彼氏がいないことを、友達・家族・職場の人たちに公言していました。
誰か紹介してもらえる素敵な人はいないか?
優しくて仕事もしていて、こんな人と付き合いたい!
あわよくば結婚も視野に入れたい!などなど、今思えばすごく肉食系女子だったとは思いますが、このおかげで友達から紹介してもらえたり、職場の先輩の合コンに参加させてもらえたりしました。
そのおかげで、モテたい!そのために見かけも仕草も女子力上げようとモチベーションも上がりました。
その人たちとは好みが合わず、付き合うまではいけませんでしたが、自分がどんな人と付き合いたいのか?とか、最低条件はこれだなとか、なんとなく絞れるようになっていきました。
それでも自分を磨けたことで少し自信を持ち、以前の言い訳ばかりの自分から進歩できたと思います。
今お付き合いしている彼は、新しく自分の職場に配属されて来た歳上の方で、お互いに気になっていた存在から、何度も2人で出かける中で、彼から告白してもらい、お付き合いスタートとなりました。
彼とのお出かけにも、磨いて来た自信と、元々の自分の魅力を引き出せるように服装や立ち振る舞いなどに気を使い、成功したのかな?と思っています。
今では自分のことを胸を張って味方になれる
彼とお付き合いする前までは、とにかく仕事を言い訳に女を捨てていた私ですが、周りの方にも協力してもらい、自分を磨き直すことで今では明るく自分自身を好きになることができました。
仕事で嫌なことがあっても、彼に会うとたちまち笑顔に元気になれます。
お互いに約束したわけでもないのに、悪口や仕事の愚痴は言わないのです。
たぶん暗い話をすると一緒にいるのが苦痛になってしまうとなんとなくわかり合っているからかな?と思います。
それよりも、次のデートはどんなことをしようか、どこへ出かけようか話している方が、楽しくて仕方ないです。
また、仕事終わりに会える時は、私が料理を振る舞うことも週に一度か2度あります。
自分のための自炊は本当に面倒で、ご飯と鮭のビンとか、卵かけご飯のみとかでも良かったのに、彼の美味しそうに食べる顔を思い浮かべるだけで、仕事の疲れも忘れて楽しく料理することができます。
作ったご飯ももちろん美味しいと食べてくれて、自然と自分の栄養管理も質が上がっているように思います。
仕事と恋愛の両立は難しいけれど、彼となら無理なく続けられそうで、結婚に対しても少しだけ期待しています。
彼と出会うまでに仕事に打ち込んでよかった、いろんな人と出会って自分を磨けてよかった、そう思っています