元彼を見返したい!未練があった私に新しい彼氏ができるまで。

asasちゃん 年代:30代
東京都
目次

元彼と比べてしまう私

当時私は、長年付き合っていた彼氏と別れたばかりでした。

原因は将来についての考え方の違いでした。かなり大きな喧嘩別れをしてしまったため、復縁したかったですが気まずさの方が大きくて踏み出せませんでした。

友人からは「早く忘れるためにも新しい彼氏をつくろう!」と、合コンなどに沢山誘ってもらい、出会いもあったのですが、初対面でその方の内面を全く知らないにも関わらず、どうしても元彼と比較してしまい、連絡先を交換してもそれっきりでした。

グループで遊びに行ってみても、「元彼ならこんなことしない。」「元彼ならこうやって言ってくれるのに。」と不満ばかり出てきてしまい、相手のことを知ろうともしていませんでした。

音沙汰無しだった元彼と再会

元々結婚願望は強く、きっとその思いが先走ってしまっていて、元彼にとっては重荷になっていたんだと感じます。

その事は元彼と付き合いながらもその温度差に気づいていて、元彼の自由を奪っていたから別れる原因になったのもしれないと反省していました。

そんな時に、学生時代の友人の結婚式で、気まずさから連絡を取れていなかった元彼と再会しました。

元気そうな姿をみて、嬉しいような、寂しいような気持ちでした。

元彼は、前と変わらない態度で接してくれました。「この後二人で飲もう。」と、話すきっかけを作ってくれました。

わたしは「復縁か!?」なんてテンションが上がっていたのですが、実際は違いました。

たわいもない世間話のあと、元彼は一言「彼氏作らんの?」と。

私は正直に「あなたと比べてしまって、あなた以上の人がいない。」と言いましたが、元彼は「…いや、俺が困るから。早く作って。」そこからは何も言わなくなり、そのまま解散することになりました。

少ない言葉でしたが、わたしは元彼にはもう素敵な女性がいることを感じました。

この恋は報われないと、突きつけられた、と思いました。

同時に、過去に縛られていた時間が勿体なかったと、思うことができました。

それが彼氏が欲しいと思えたきっかけです。

無理にでも出会う!

彼氏が欲しいと思ってからは、出会いのチャンスがあれば参加しました。

元々、あまり目立つ存在ではないので、交友関係も狭い。職場でも女性が多く出会うきっかけがない。

でも、そんな現状のせいにしてしまっていては何も変わらないと思いました。

ここは勇気を出して、とにかく出会いのきっかけを逃しては行けないと思いました。

今振り返ると、自分の性格からは考えられないくらい、積極的でした。無理していました。

でも、元彼にはもう素敵な女性がいる、そして元彼は自分だけが幸せになるのがなんとなく申し訳なくて、私にも彼氏が早くできればいいと思っていることが分かって、なんて表現すればいいんでしょうか?悔しい気持ちが湧いてました。

見返してやりたい!そんな一心だったような気がします。

彼という大きな存在

友人の仲間たちでやるお花見に入れてもらった時、彼との出会いがありました。

彼は、盛り上げるタイプではなく、イケメンでもないので(わたしが容姿をとやかく言える立場ではないですが、地味メンです。(笑)

会の中心人物ではでは全くありませんでしたが、とても優しくて、みんなを気遣っているタイプでした。

私は頑張って、明るい女の子を演じてましたが、彼だけはそれを見抜いていたみたいでした。

二人で買い出しに行った時に、「頑張ってるよね。でも無理しないでね。」と一言。

その言葉にはっとしました。無理に自分を偽っていてもダメだと、見返してやりたい気持ちだけで、誰かと付き合うって、違うんじゃないかと。その時は本当は疲れていたんでしょう、彼の一言がとてもとても優しくて嬉しかったです。

そこから彼のことが気になって、二人で会うようになって、付き合うことになりました。

彼と居るときだけは自然体になれました。彼は人のそういう弱いところを見抜く力があると思います。

だから心地よい気遣いができるのだと。

私も弱い部分がたくさんありました。彼はそんなところを包み込んでくれます。

今の私にとっては、なくてはならない存在です。

ありのままの自分を受け入れてくれる、受け入れてもらえることに感謝しています。

こんなご縁があったこと、本当に幸せなことだと思います。

 

あわせて読みたい
元彼の浮気から婚活アプリを使って這い上がり、見つけた幸せ 【「男は浮気をする生き物と思っていた」】 元の彼氏が、仕事人間で私を放置する人でした。 私も頑張らないとと思い、看護師の仕事に集中して元彼が休みの日に連絡して...

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次