地域:愛知県
彼氏より仕事優先
当時は仕事に一生懸命でキャリアを積むために日々努力していました。
責任者の立場となり、どのようにしたら後輩に慕われ尊敬されるかのみを考えていました。
自分を頼ってくる後輩がかわいくて仕方がなく、恋人とイチャイチャしたいと言うよりも
「この子たちの為に何かしてあげたい」と思うようになりました。
今考えれば、仕事と恋愛していましたね。本来であれば合コンに行きまくりの華やかな23歳から27歳を仕事に費やした生活をしていました。
心の底では「自分であれば本気を出せば、恋人くらいいつでも出来る」と根拠のない自信がありました。
そんな雰囲気が会社にも伝わっていたのか、悲しいことに恋愛をしない人で通っていました。
その時はそれで問題ないと感じていたのです。
周りの変化に焦りました
彼氏のいる友人が結婚をしたり、結婚をしていた友人は赤ちゃんが生まれたりと周りの変化に気づき始めました。
勿論、少数派ではありますがこのままではまずいかもと焦りはじめました。
ずっと恋愛を放棄していたので恋愛の仕方さえ忘れ、上司として過ごしてきたので女性としての仕草がなくなった状態からのスタートでヤバイと感じました。
結婚式に出席する度に、笑顔でお祝いの言葉は述べますが心の底では羨ましいなとか妬みさえ生まれて祝福できない自分がいました。
幸せそうな2人の笑顔を見るたびに「私も幸せになりたい」と強く願いました。
社内恋愛をしてカップルになった2人も結婚をし、いつも仲良さそうに想い合う姿を見て切なくもなりました。
彼氏が欲しいよりも焦りの方が強かったです。私にもちゃんとした彼氏が出来るのかなとか、不安しかなかったです。
いざ出会いの場へ
気づけば私の友人でフリーの子がいなかった為、彼氏のいる友人にお願いして人が集まるイベントに連れて行ってもらったり街コンに参加したりしました。
クラブ系のイベントでは200名位の男女が集まり、この中で出会えるのかとか思いましたが始まった瞬間、
色々な男性から声をかけていただきました。声をかけられすぎて疲れるくらいで逆にびっくりしましたが、
10名程と連絡先も交換して出会いがありました。その中で、2名ほど後日お食事に行き、
1人の人とお付き合いまで発展しました。
自営業をされている方で年収も何千万ある方だったので遊ばれないか心配になりましたが、
いつも紳士に対応してくれて私を好きになってくれたので良かったと思いました。
スピード婚をしました
結婚を前提に付き合い始め、私も彼の事がとっても好きでスピード婚をしました。
若いときに恋愛はしてきましたが、一人の人をこんなに好きになったことがなかったので毎日幸せな気分です。
付き合っているときは、仕事人間だった私が「早く仕事終わらないかな」
とか思ってソワソワしてしまったりで罪悪感もありました。立場が立場だったので、
そのような素振りは見せていけないと思い必死に隠してONとOFFを分けました。
毎日が楽しいので全ての事が楽しく輝いてみるようになりました。辛いことがあっても大丈夫だし、
彼がいるから仕事を頑張るとまで思ってしまったくらいです。
ネガティブな要素は一切なかったので、ちゃんとした恋愛が出来て良かったと思います。
毎日主人の為に、朝ご飯とお弁当を作って送り出す日々が楽しいです。