地域:石川県
きっかけは、結婚を意識した別れ。
以前1年間付き合っていた彼氏との結婚を意識した時に、相手の頼りなさ・男らしさの不足を感じました。
一般的には、女性の方が結婚願望が強く、それをプレッシャーに感じた男性が嫌になってしまう、というカップルが多いと思いますが、珍しく男女逆転したような関係で、私から別れを告げました。
当時の彼氏は大企業に勤めていたので収入は申し分なく、優しすぎるくらい優しく真面目で、穏やか。
お互い親にも何度か会い、私の両親や祖父母も彼と私が結婚することを楽しみにしていました。
しかしその優しさや穏やかさが私には物足りず、いつしか頼りがいやユーモアを求めるようになりました。
アラサーとなり周りがどんどん結婚・出産していくなか、両親も認めている仲を終わらせるのは勇気がいりました。
しかしその先の結婚生活を考えたときに、当時の彼ではなく、一緒にいて笑える・困ったときに頼れる男らしい男性を理想とすることを決めたのが、当時彼氏がいなかった理由です。
相手にしてもらえるうちが華。
彼氏と別れると、毎回もうしばらく恋愛はいいかなぁとふっきれることが多く、今回もそう思っていました。
ありがちなガールズトークでは毎回のように、次はどんな人がいいなどと理想を話し合う場面もありました。
親には早く嫁に行けと言われ、祖母は元彼と別れたことをとても残念そうにしていました。
元々結婚願望のあった私は、周囲と結婚について軽く話しているうちに、恋愛から離れている余裕なんてない、という思いを抱くようになりました。
周りには、ずっと彼氏がいなくて嘆く先輩や、結婚・出産を終えて落ち着く友人。
でも自分はまだ20代。
声をかければまだ男性を紹介してくれる男友達もいるし、女の子として見られているうちに出会わないと、あっという間に年齢を重ねるな、と思ったのがきっかけです。
恋愛対象と気付き、まずは友達から。
彼氏がなかなか出来ない友人の特徴として、あの人はかっこいいけど○○だよね。
あの人は優しいけど○○なところはちょっと嫌。
と、第一印象で恋愛対象かどうか決めることが多いな、と思っていました。
私は基本的に、年齢の差がありすぎる人・生理的に無理な人を除いて、おおよその男性をまずは恋愛対象として見ます。
ある時、先輩や同僚と、社内だったら誰が良い?という話で盛り上がりました。
その時にふと、今の彼を恋愛対象として見れるなぁ…ということに気付きました。
若い時に比べて合コンや紹介など新しい男性と知り合う機会がないので、まずはすでに出会った人の中で考えてみようと思ったのがきっかけです。
当時、大勢での飲み会で一緒になることは多くあっても、普段はどういう人かわからないし、真面目にお互いの話をしたこともない。まずは相手のことを知ってみよう。
少し仲良くなってみよう。と興味をもち、飲み会をきっかけにLINEで連絡を取り始めたのが始まりです。
女心は、口に出さないと伝わらない。
年上の彼と付き合い、彼に見合った女性になろうと努力をしました。
今の彼は真面目でユーモアのある、理想の人です。
初めからいつかは結婚したいな、という思いで付き合っていることもあり、家庭的な一面を多く見せられるようにしています。
お互いに一人暮らしで、自炊もする彼ですが、美味しくて自分じゃ出せない味、と言われるのが1番嬉しい褒め言葉です。
また、私は周りから相談を受ける側になることが多く、反対に人に悩みを打ち明けることを苦手としています。
そのためにも彼氏本人に対しては我慢せず、良いことも悪いことも素直に言うことで、周りに聞いてほしい悩み相談というのが思いつかないくらいの余裕を持てるようになりました。
ヤキモチをやいたこと、彼の言葉で傷ついたこと。女心は口に出さないと、伝わりません。
黙って機嫌を損ねているのが1番だめだと思うし、そのような話も彼とは普段からしています。
マイナスなことだけではなく、好きだと思ったときは好きと伝える。これも大事だと気付きました。
気を使わずに安らげる場所。目標を定めたことで、毎日穏やかな日常を送ることができています。