恋愛って素晴らしい!奥手女子の、初めての告白と初彼氏の話。

進むべき道
まりりさん 年代:30代
地域:福岡県
目次

お子ちゃまだった私と、部活と勉強の日々

今振り返れば、中学生の頃は比較的モテていた私。

放課後に告白されたり、ラブレターをもらったりしていました。

でも、男女問わず仲良くしていた私には付き合う、という意味がイマイチわからず、断り続けていました。

一緒に登下校したり遊びに行ったり、ということは、付き合わなくてもできるじゃん、と言うのがその当時の私の理由でした。

今思えば、子どもでしたね。

もったいないことをしていました。

高校生になってからは、中学生の頃よりは頭の中も大人になり、恋愛にも興味津々、恋バナにも花が咲きます。

ただ、残念ながら私のモテ期は終わってしまったようです。

誰かに告白されることもなく、私が誰かに告白することもなく、ドキドキすることもない毎日でした。

運動系の部活に所属していたことや、進学校だったこともあり、部活と勉強に忙しい毎日を送っていたことも原因の1つでしょうか。

そして大学生になってからは、今まで恋愛経験がない故に、気づけば奥手女子になってしまっていました。

気になる人がいても、声を掛けることができないんです。

興味あります!っていう素振りを見せることもできないし、ガードが固い奥手女子。

彼氏ができるわけがありません。

初恋かも

大学生になり、バイトを始めました。

バイトも社員もみんな仲良く、とても楽しかったことを覚えています。

そして、社員の男性に恋をしました。

当時18歳だった私には、7歳ほど年の離れた彼はとても大人に見えて、頼りになる素敵な男性に見えたのです。

奥手女子の私は、もちろんそんな素振りは見せないし、友達にも話したりしませんでした。

バイトに行くのが楽しいし、バイト後に彼を含めみんなで遊びに行くのも楽しかったから、それで満足していたのです。

告白することで、今の関係が壊れてしまうのが怖かったというのもあります。

そんな時、彼が転勤となってしまいました。

同じ県内ではあるものの、車でも1時間近くかかってしまう遠い場所。

とっても後悔しました。

気持ちを伝えておけばよかったと。

再会

初恋の彼が転勤してからは、友人たちと1度だけ会いに行きました。

気持ちは伝えていません。

離れてしまったし、もう終わってしまった恋だと、忘れようと頑張りました。

そして月日は経ち、2年程たった頃、電車でバッタリと彼に会ってしまいました。

お酒が入っていた私は、もう、恋心はなかったものの嬉しくて大興奮。

連絡先をゲットしちゃいました。

それまで、連絡先すら知りませんでしたから。

そして家に帰り、さっそく「飲みに連れてってー」とメールします。

恋心はなかったから、素直に連絡できました。

そして、彼からの返信。

「じゃ、デートしよ」

その一文で、2年前の感情が甦ってしまいました。

そして、デート当日。

歩きながら彼が、「カップルにみえるかな?」と。

これは反則ですよね。

私の好きという気持ちが、大爆発です。

2年前に後悔したから、今回は同じ失敗はしません。

もちろん、告白しました。

初めての彼氏

付き合ってるということがどういう状態なのか、よく分からないというのが最初の感想でした。

何をもって付き合ってるというのか、証明書や契約書みたいなものがあるわけでもないし、お互いの気持ちの問題だから、実際彼はどう思ってるのか不安な気持ちもありました。

自分は彼女としてどう振る舞ったらいいのか、分からないんです。

そのため当時は、恋愛経験のない人が、マニュアル本を読む気持ちがよく分かりました。

今となっては、なんて痛い子なんだと思いますが。

でも、彼はそんな私にも優しくて紳士でした。

私のペースに合わせて、私が私らしく自然体で過ごすことができるよう、接してくれていました。

私はそんな彼のことを、以前にも増して大好きになり、毎日が幸せでした。

 

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