岡山県
思春期の初々しさ、恥ずかしさ
当時彼氏がいなかった理由は、異性である男の子と話をすることが苦手だったことが一番ではないかと思います。
相手側から話かけられると話はするのですが、自分からたわいもない話を話かけるということが思春期の私は苦手でした。
当たり前のことですが、周りは女の子の友達ばかりです。
これといって幼なじみのように何でも気楽に話をできる男の子の友達は1人もいませんでした。
思春期ということもあって、異性と話をするのは恥ずかしく、学校内の同級生で必要最小限の話をする程度であったと思います。
気になった人がいても自分からはなかなかいくことができなかったです。
恥ずかしがりやだったのが原因かなと思います。
この人が好きという思いから…
彼氏が欲しいと思った理由は、ある人を好きになったことがきっかけでした。
まだ高校生だった当時の私は、彼氏が欲しいということに特に拘っていたわけではなく、高校生活の中である1人の人のことが大好きになってしまいました。
そして、この人に近づきたい、一緒にもっといたいな、喋りたいなと、どんどんとその人への思いが強くなるようになり、次第にこの人の彼女になれたらいいなという気持ちから、この人が彼氏だったらどんなにいいことか、という気持ちに至ったのだと思います。
ある人を好きになるということが、自分をこんなにも変えていくものであるとは当時の今までの私からは想像もつかなかったと思います。
同じクラスの席替え
高校のクラスが同じになり、定期的に行われる席替えである日私がその人の後ろになりました。
それまでは単なる同じクラスの人であり、特に興味があるわけではありませんでした。
しかし、その席替えで席が近くなったことによって、今までと打って変わって彼と話をする機会が増えました。
プリントを前から後ろへ渡される時や、掃除当番が一緒になり掃除時間の時等に身近に会話をすることが増え、それから徐々に彼のことが気になっていきました。
もっと彼のことを知りたいと思う一方、口下手な私は一言話かけるのも一苦労でした。
その後の席替えでは近くになることはありませんでしたが、その一回の近くになった席替えが運命を変えたと思います。
初めて相思相愛になれた
初めて自分から好きになった人に、自分のことも好きになってもらえたということは何ともいえない感情になりました。
毎日の高校生活が今まで以上に楽しくなったのはもちろんですが、毎日心がキラキラしていたなと思います。
放課後は先生にバレないように学校の外で待ち合わせをして、一緒に帰ったりしました。
放課後が待ち遠しくて仕方がなかったし、今まで憂鬱であった嫌な教科がある日も、一日頑張ろうと思えました。
彼氏ができてから気持ちも生活も一変しました。こんなにも変わるものだとは思ってなく、彼と出会ってからとても有意義な日々を過ごせたなと感謝しています。
ちなみに色々回り道はしましたが、これが現在の旦那さんです。