地域:富山県
2年間の片思い
高校に入るまで特に恋愛に興味は持てず、友達と一緒にいる方が楽しかったです。
高校に入学してからも始めの1年は新しい環境にワクワクして、勉強や新しい友達と遊ぶことで毎日の生活が充実していました。
だから、彼氏が欲しいとも思うこともありませんでした。
高校2年生になり、高校生活にも慣れてきたころ、2年生から同じ部活に途中入部してきた同級生に恋をしました。
しかし同じ部活動にもかかわらず、連絡事項などの必要最低限の会話しかすることができず、それが部活引退まで続きました。
そして、引退時期に告白をしたのですが、当然振られてしまいました。
それでも卒業までずっと彼以外に好きになることができませんでした。
卒業後の変化
高校を卒業し、片思いをしていた彼は県外へ進学し、私は地元の大学に進み、会うこともなくなりました。
彼への気持ちが落ち着いてきた時、大学の新しい友達の多くは彼氏がいて、「彼氏と〇〇へ行った」「彼の〇〇なことろが好き」などと色々話を聞き、羨ましく思ったことが彼氏が欲しいと思った理由の1つです。
特に、誕生日やクリスマスやバレンタインの時期などのイベント時には、毎回すごく楽しそうに話をしていたので、とても羨ましかったです。
また、10代のうちに彼氏が欲しい!という気持ちもあったと思います。
周りの子は中学や高校で既に彼氏がいた子が多く、自分は遅いのではないか、と変に焦っていたなと今となっては思っています。
新しい場所へ
卒業後も私は地元にいたこともあり、環境的にはそれほど大きな変化はありませんでした。
高校まではアルバイトが禁止だったので、大学在学中はアルバイトを新たに始めて、そこで彼氏と付き合うことになりました。
アルバイト先で彼氏ができないかな、という下心も持っていたので、アルバイト先は居酒屋にしました。
田舎に住んでいたので、もともとアルバイト先自体がそれほどなく、どこで働くか悩んでいましたが、居酒屋だったら自分と 年代の近い人が働いているのではないかと考え、応募をしました。
そして、面接に合格し、働き始めました。その中で、バイト仲間の先輩に仕事を教えてもらっている内に、その人と仲良くなり、しばらくして付き合うことになりました。
毎日が楽しかったし支えになった
私は大学の授業が忙しかったこともあり、彼氏ができる前もできた後も、どちらかと言えば大学中心の生活で生活環境自体に大きな変化はありませんでした。
しかし、彼氏ができるまでは面倒だと思っていたアルバイトも、そこで彼氏ができてからは毎回行くのが楽しみになりました。
バイト後に一緒に遊びに出かけたり、話をしたりする時間にとても充実感を感じていましたし、大学の時間以外の1人でいた時間は、彼氏と一緒にいる時間へと変わっていきました。
楽しいことも多い反面、嫉妬や喧嘩などで疲れる面もこれまでにないくらい増えました。
しかし、彼氏=自分を理解してくれる人だったので、自分の理解者が増えたことで、大学の勉強を頑張れる支えにもなっていたと思います。