地域:長野県
東京への未練から田舎の男性を見下していました
東京の大学を卒業した後、Uターン就職で長野に戻ってきました。
大学時代は年上で社会人のスマートな男性と付き合っていたので、地元から出たことのない長野の男性が、世間知らずで田舎くさく見えてしまい、正直見下してしまっていました。
東京への未練が強くあり、また、以前付き合っていた年上の男性への未練もあって、
ついついその方と連絡をとってしまい、復縁を期待していたところもありました。
長野で出会いもあることにはあったのですが、どうも話が合わず、付き合いたいと思う人はいませんでした。
相手の方も、私が田舎で暮らしている女性の方と、考えや空気感が違うということを感じ取っていたと思います。
おひとり様は私には無理
東京での生活に未練を持つ私にとって、長野での生活は単調でつまらないものでした。
自宅と職場の往復のみであとは家でダラダラするだけの生活に嫌気がさしていました。
彼氏がいないので、週末の予定も空っぽです。
そして気づけば28歳になり、一生このままの生活で終わるのかと思ったら、急に焦り始めました。
生活に潤いがほしい、そしてなにより将来は結婚して幸せな家庭を築きたい、と強く思うようになりました。
このまま一人で生きていけるほどの収入もスキルもありませんでしたし、
メンタル的にもおひとり様で暮らしていくほど強くない、と自分でも自覚していましたので、早く将来を見据えたパートナーが欲しいと思ったのです。
東京通いが始まりました
彼氏が欲しい、でも田舎の男性は嫌。
そんな私だったので、これはもう遠距離恋愛でもいいと言ってくれる人を東京で探すしかない、と決めました。
毎週末東京に通いました。お金がないので、深夜バスを使って東京へ出向き、格安のビジネスホテルに泊まって、合コンや婚活パーティーに参加しました。
「長野から来ている」というとビックリされましたが、話のネタにもなりました。
思ったより遠距離恋愛でも構わないと言ってくれる男性は多く、合コンや婚活パーティーのあと長野に遊びに来てくれる人も何人かいました。
その中で、将来結婚を視野に入れてくれる今の彼と一気に盛り上がり、出会って1か月で付き合うことになりました。
理想の暮らしを手に入れました
付き合って半年で、彼の住むマンションで同棲することになり、今は一緒に暮らしています。
仕事は辞め、今は就職活動中。
金銭的にも彼にお世話になっています。
東京でまた生活したいと思っていたので、それが叶ったこと、
将来結婚するパートナーと巡り会えたこと、二つの夢が同時に叶って本当に幸せです。
長野にいたときは毎日が単調でしたが、東京での暮らしは刺激がいっぱいで楽しいです。
彼がいてくれるので心にも余裕ができ、田舎暮らしをしていたときより人に優しくなれているような気がします。
将来の不安も解消したので、前向きになって楽しいことばかり考えるようになりました。
私が前向きなので彼も前向きになり、彼も転職活動を頑張っています。