島根県
長年付き合った彼との別れがトラウマに
学生時代から5年付き合い結婚の話まで出ていた彼氏がいたのですが、少しのことで喧嘩になってしまいお別れをしてしまいました。
それからは「どうせ付き合ってもすぐに別れてしまうのだろう」と思うようになり、彼氏を作る気にならなかったのです。
しかも当時は仕事が波に乗っている頃で、昇進して新しい仕事も増えた時期だったので「恋愛よりも仕事」と考えていました。休みの日も独身の友人たちとお酒を飲んで楽しく過ごしたり、気ままないきあたりばったりな旅行をしたりと彼氏がいなくても充実した日を過ごしていたので「このまま独身でも良いな」と思う程でした。
以前の彼氏が独占欲が強く、時間があれば会っていないといけないタイプの男性だったので急に解放されて楽しかったのかもしれません。
いつも遊んでいた友人たちが続々と彼氏ができた
そんな楽しい毎日を過ごしていた私ですが、徐々にいつも遊んでいた友人達に彼氏ができ始めたのです。
1人にできるとまた1人と増えていって、いつも4・5人で飲みに出たり旅行に行ったりしていたのにいつの間にか残り2人になりました。
私以外のもう1人もどうやら職場に好きな人ができたらしく、その人と食事に行ったり出かけることが増えたので私1人残ってしまったのです。
しかもそのタイミングで仕事が繁忙期となり、新しい仕事も覚えながら今までしていた仕事を後輩に教えなくてはいけなくなったりと多忙な日々が続いたのです。
繁忙期なのでミスも多く、そのリカバリーに走らなくてはいけなくて休みの日でも出勤したりと余裕がない日が多かったです。
あまりにも忙しく精神的に辛かったので「こんな時に彼氏がいたら支えて貰えるのかな」と弱ってしまう程。
その時に久しぶりに彼氏が欲しいと思いました。
彼氏が欲しいと口に出してみると、友人達が動いてくれた
とは言っても長年同じ男性と付き合ってきた私には新しく男性と出会う方法なんて分からなかったのです。
合コンや街コンに行くのが手っ取り早いのでしょうが、自分から男性にアプローチするのが得意ではない私は乗り気にはなれませんでした。
そんな時に久しぶりに会った友人に「そろそろ彼氏がほしい」と言うと「じゃあ彼氏に言ってみる!」と友人の彼氏の知り合いを紹介してくれる流れとなったのです。
その翌日には友人から連絡があり、彼氏の後輩に連絡先を教えたとのこと。すぐにその彼から連絡がきました。
どちらもファッションが好きなので話が合い、毎日のように連絡をする仲になりました。
その後何度かご飯に行ったりと出かけるようになり、連絡を取り始めて5ヶ月経った頃に付き合い始めました。
弱音を吐けるようになり、自分に余裕ができた交際後
彼氏ができるまでは仕事でいっぱいいっぱいになっていても嫌なことがあっても誰にも言わなかった私。
周りの人に心配をかけたくないのもありましたし、何より弱音を吐いたところで何も解決する訳でもないし意味がないと思っていたのです。
ですが、彼氏は人のことをよく見ている人で私が疲れていたり精神的に弱っている時には「何かあった?」と声をかけてきてくれるのです。
最初は何もないと言っていたのですが、どうやらバレバレのようで「話を聞くだけならできるから」と話を聞いてくれるようになりました。
例え話しても解決しないようなことでも、少しでも声に出して人に話してみると楽になるのだなと気づきました。
今までは彼氏に甘えることも無かった私ですが、甘えられるようになったのはこの彼氏と付き合って得られた大きな変化だと思います。