地域:千葉県
友達と彼氏の境界線
私は、中学から高校まで彼氏がいたのですが大学に入学した頃には彼氏も好きな人もいませんでした。
というのも大学での出会いに大きな期待をしていました。
もともと、どちらかというと割と社交的な性格だったので女友達のみならず、他学科や他学年の男友達もたくさん出来ました。
そのような多くの出会いがあったので、もちろん好きな人も出来ました。
私は、昔から友達に女子とも男性とも基本的に距離が近い、サバサバしてると言われているので、好きな人の前でも普通の男友達と接しているような態度しかとれないので、なかなか相手に気持ちが伝わりにくくなってしまうと同時に、私自身も好きを通り越して仲のいい男友達で留めてしまうことが多く付き合う、というよりも男友達として終わってしまうことが多くありました。
安定したい
彼氏がほしい!というけれど、果たして本当にほしいのか?なんでほしいのか?と自問自答を今でもしているのですが、やっぱり彼氏のいる友達はなぜか幸せそうに見えるし、羨ましく思わないといったら嘘になります。
クリスマスや夏祭りなどイベントが近付くにつれて、よりその気持ちは大きくなりカップルで歩いている2人を見ると憧れと、なぜかその2人が勝ち組のように見えてきます。
ですが、スキンシップは彼氏ではなくても出来ないことはないと思うのでただそういうことがしたいから彼氏がほしい!という訳ではなく、私の場合はなにかあったら話したくなる、包んでほしい、今日頑張れば彼氏がいる!というように心の隙間を埋めてくれるような、家族ではない安定の出来る相手がほしいと思っていたのです。
学校の先輩
大学で他学科、他学年が知り合う場として思い当たるものといえば登下校、食堂、サークル、講義…と色々とありますが、私の場合も講義でした。
私は一目惚れをよくするタイプなので最初の授業は、どんな人がいるのだろうとワクワクしているのですが、その時に彼は教室に入って来ました。
可愛い子は可愛い子といる、というようにイケメンもイケメンとつるんでいるのだと実感するほどカッコいい集団の中にいました。
どの人もオシャレでカッコよく、さらに先輩というフィルターもかかって見惚れていました。
その中でもダントツでカッコよかったのが彼でした!
オシャレでカッコいい、そして髪型も茶髪でパーマで、誰もが惚れるような俗に言う爽やかイケメンでした。
恋する乙女
これまでは恋愛ソングを聴いていても好きな人のことを想像して聴いていたのですが…(その光景はとても気持ち悪いです)彼氏が出来てからは、妄想してニヤニヤするよりもどちらかというとどこか安心していたのか、なにも考えずに聴き流すようになりました。
他にも変わったことは多く、他人の目を気にするようになりました。
カッコいい先輩の彼、この人と釣り合うように、周りからお似合いと言われるように必死に自分磨きをするようになりました。
新作のメイクをしたり、雑誌やネットでファッションや仕草などを調べて実践したりとお金もかかりましたが、とにかく彼の隣に相応しい彼女になろうと必死でした。
その甲斐あって、周りからは可愛くなった!と褒められることが増えて嬉しかったです。