島根県
女子大学で出会いもないし、彼氏がいなくても充実した学生ライフ
大学生時代に私が通っていたのは女子大で、男性との出会いは皆無な環境でした。
特に私は県外から進学で出てきたこともあり周りに知り合いの男性もいませんでしたね。
一部の友人達は他の大学の子と合コンをしたりして彼氏を作ったりしていたようですが、面倒くさがりな性格なので合コンに行くのも面倒でしたし何より「合コンに来る男性ってチャラいのではないか」という考えが拭えなかったのです。
それに、女子だけで飲みに出たり友人の家でパーティーをしたりと楽しい大学生活を送っていたので、逆に「今のこの楽しい生活に彼氏が加わったらつまらなくなるのではないか」と思う程でした。
それほど女友達と遊ぶのが楽しかったのでしょう。彼氏に使う時間が無駄とまで思っていたのです。
1番仲の良い友人に彼氏が!その惚気を聞いて一気に彼氏が欲しくなる
いつも同じ学部の友人6人とつるんでいた私。その中でもサークルも同じで趣味も好みも合い1番仲の良い友人がいました。
ある日、その彼女に違う大学の彼氏ができたのです。
その彼氏とは同じ高校だったそうで、大学生になってから再会をして意気投合しお付き合いをすることになったのだとか。話を聞いていると、どんなデートをしてどんな話をしているのかなど惚気がたくさん出てくるので、聞いていて素直に「良いな」と思ったのです。
何より幸せそうな彼女の顔がそう思わせたのでしょう。
大学の授業終わりだったり、飲み会帰りだったりとその彼氏が迎えに来ることもあったのですが、彼氏に会う時の友人の顔が「恋する乙女」の顔でとても可愛らしく、見ていて「恋がしたい」、「彼氏がほしい」と思うようになりました。
新しくアルバイトを始めた居酒屋で違う大学の男性に出会う
とは言っても女子大に通っているのは変わらないので出会いがある訳でもなく、でもやはり合コンには行きたくないしと悩んでいたところ「バイト掛け持ちしたいって言ってたけど、男子が多いところにしたら?」とアドバイスを受けたのです。
その時もアルバイトはしていたものの、大学の近くだったので同じ大学の女性しか働いていませんでした。
シフトも少ないので稼げず悩んでいたので、少し離れた所でもう1つアルバイトをすることにしました。
そこで選んだのが居酒屋だったのですが、自分の大学と少し離れているからか違う大学に通う人が多く、男女比率が半々くらいのお店でした。同 年代なので初対面でも話が盛り上がりやすくすぐに打ち解けることができました。
そこで出会った共学の大学に通う1つ年上の男性と仲良くなり、お付き合いをする事になりました。
今まで女だけだからと油断していた生活から女子力の高い生活へ
彼氏ができるまでは「毎日会うのはどうせ女だけだから」と油断した生活をしていた私。
部屋が少し乱れていても気にはしていませんでしたし、学校にメイクをしていくことはほとんどなく、服もデニムにTシャツという女子力低めのカジュアルスタイルばかりでした。
ですが、彼の通っている大学は共学のため通っている女性陣の女子力は高く、フルメイクは当たり前で私服もお洒落をしていたのです。
「このままだと嫌われてしまう」と思った私は部屋をできるだけ片付けるようにしたり、メイクやファッションの研究をしてみたりと努力していましたね。
彼氏ができてたくさんの変化があった私ですが、苦痛に感じたことはなくて逆に楽しくて仕方ありませんでした。
自分も女子だったのだなと感じさせてくれた彼氏に感謝です。