地域:東京都
部活一筋
私は中学、高校と部活一筋で恋愛には全く興味がありませんでした。
中学では吹奏楽部に、高校では運動部に入り、毎日のようにある厳しい練習に取り組んでいました。
他人のは喜んで聞きましたが、自分は恋愛に関する出来事は一切なく、彼氏を欲しいとも思っていませんでした。
友達からの相談を受け、励ましたり、アドバイスしたりと聞く専門でした。
また、大学受験を控えた高校三年生の時は恋愛などに割いている余裕もなく、彼氏が欲しいともあまり思っていませんでした。
さらに、受験に失敗し、浪人した時は勉強以外考える余裕がなく、周りの話も聞くことも自然となくなるので、恋愛と関わることはなかったです。
時々読む恋愛漫画にトキメクぐらいでした。
大学生になり、恋愛に憧れる
大学受験が終わり、地方から東京に出てくることが決まりました。
今まで一度も恋愛経験や告白されるといった経験も全くなかった私は、彼氏が欲しいな、恋してみたいなと思うようになりました。
大学生になればみんな彼氏がいるイメージでしたし、私の周りの友達も多くが大学で彼氏を作っていました。
このまま恋愛経験ゼロでいいのだろうかと言う不安もあったと思います。
私の通う大学の学部は男子が多い学部だったので、頑張って可愛くすれば私にも彼氏ができるんじゃないかと思っていました。
そのため、化粧や髪の毛、服装には気を使いました。
自分で言うのもなんですが、結構明るく、いろんな人に話しかける方なので、第一印象を良くしたいと思っていました。
東京での再会
私には東京に来る前からラインをしている男友達がいました。
高校の部活動を通して出会った人で、その人もたまたま浪人し、私と同じ時期に東京の大学に通うために引っ越すことが決まっていました。
私は東京に知り合いが全くいなかったため、今まであまり仲良くなくても誰かがいるというだけで心強く、相手も同様に思ってくれたのか、ラインの回数は増えていきました。
ついには東京て会い、食事を一緒にしました。
彼は高校の頃からイケメンで、多くの女の子にモテていました。
そして、その後、遊びに誘われ、告白されました。
全くそのように見ていなかったので、驚きましたが、嬉しく、相手と一緒にいて楽しいと思ったので、付き合うことになりました。
彼氏ができて
彼氏ができて、時間を自分のためだけでなく、相手のことも考えて使うようになりました。
お互い忙しいので、時間を調節しながら会える時間を探すようになりました。
また、初めより段々と彼を大切に思うようになりました。
初めは可愛く、オシャレに見せようと努めていていて、必死でしたが、今は素の自分を見てもらいたいと思い、いつもの自分を出すようになりました。彼に受け入れてもらえたのが嬉しかったです。
また、今まではあまり自分を大切にする方ではなかったのですが、彼が大切にしてくれ、彼が悲しむのを見たくないと言う思いからも、自分を大切にするようになりました。
時間も気持ちも奪われてしまいますが、彼と付き合ってよかったなと思います。