茨城県
趣味に没頭した6年間。
当時、バンドの追っかけをしていました。
このバンドに一生ついて行くって本気で思っていました。
当時の私のライフスタイルは週5、6で働き仕事が終わったら友達と合流し毎晩お酒を飲みに行き充実していました。
唯一の休みは好きなバンドのライブへ関東地方のライブは大体行っていました。
ライブのために金を注ぎ込みダイエットをし髪を染めて、服を買ってベストコンディションで参戦していました。
すべてが充実していると感じていましたし男の人に興味もなければ知り合う時間もありませんでした。
気づいたら6年彼氏がいませんでしたが何も不便しませんでした。
クリスマスに恋人たちをみても羨ましいだなんて一切思いませんでした。
私そろそろまずいんじゃない?
20代半ばになり周りの友達が次々に結婚し出産してママになっていきました。
毎日お酒を飲んでいた友達もライブに通っていた仲間も結婚してすっかり交流が減ってしまい一人で家にいる時間がかなり増えました。
ママになった友達は幸せそうですごく羨ましさを感じました。
そこで初めてこのまま一生ひとりじゃまずいかなと思うようになりました。
今はよくてもずっと先の将来を考えたら年取って一人で死んでいくのも嫌だし、女性に産まれたからには出産も経験も子育てもしたかったし、でも出産にはリミットがあるしとちょっと焦っていました。
私だけじゃなくて親にもこのまま結婚できなかったらと心配されました。
誰か紹介して
友達や先輩に片っ端から男性を紹介して貰ったり飲み会や合コンに参加したり、いわゆるナンパスポットにも行きました。
そんな生活を1年続けても彼氏ができなかったので少し諦め始めていました。
少し自暴自棄になりホストクラブに行ったりもしましたし、好きでもない人と遊んだりもしました。
そんなある日、友達が意中の男性と会うけど二人きりは緊張しちゃうから男女二人ずつで会いたいから付き合ってと声をかけられて、ちょっと面倒だなと思いながらも着いていきました。
そこで出会いがありました。友達の意中の男性の友達の男性と話しているうちに意気投合して連絡先を交換し、毎日二人で会うようになりトントン拍子で付き合うことになりました。
楽しい!
約7年ぶりの彼氏に浮かれました。
毎日仕事終わりに彼の家に帰り一緒にご飯を食べて一緒に寝てそれがとっても幸せでした。
イルミネーションを見に行ったり誕生日やクリスマスを一緒に過ごす人がいること、大好きな彼氏のためにお弁当を作ること彼氏のためにプレゼントを選ぶなど全てが新鮮でした。
また彼氏のためにも可愛い彼女になりたいと自分磨きを頑張りました。メイクを研究したり巻き髪の練習をしたりしました。
気持ちにも余裕がでて彼氏を探しているの頃は結婚のことばっかり考えていましたが、今は一緒にいるだけで幸せだし結婚はまだまだ二人のペースでいいかなと思えるようにもなりました。
喧嘩をしてへこむことも多々ありますが幸せのほうが大きいです。