地域:京都府
元彼への未練と、越えられない壁や絶対年上主義
元彼を引きずっていて、出会いがあっても魂がまだ元彼の所にいる感じで、全くうまくいきませんでした。
そこで、ゆっくり時間をかけて気持ちをシフトしたかったのと、いい年なので女子とは言えませんが女子力を上げたいと思い、彼氏がいると逆に出来なかった趣味や習い事をやろうと思いました。
その時は出会いがあっても離婚経験者が多く、越えられない壁を感じて進めませんでした。
私は年だけ取って未熟な人間に感じたことも多かったです。
自分の年齢が上がるにつれ、年下男性との出会いも出てきましたが、絶対年上主義だった私は、年下は子供に感じてしまい、受け入れることが出来ませんでした。
年相応の包容力も私にはありませんでした。
生きづらさを感じると同時に、親への申し訳なさ
同 年代は既婚者が多くなり、年齢を知っている友人知人と会いたくなくなりました。
ズバッと「彼氏は?結婚は?」と聞いてくる人はいないものの、聞いてはいけないという気遣いをされているという重い空気を感じます。
実際、聞かれても困るか、正直に「結婚したくても出来ない、彼氏も出来ない」としか言い様がありませんでした。
正直に言われても相手は困惑しますので、無理してジョーク気味に言うのがイヤでした。
「大丈夫だよ、絶対できるよ」という定番文句さえも、私にかける言葉に困っているのが伝わって辛かったです。
親も近所の人と話すのが億劫な様で、親戚とも疎遠にしていて親孝行できず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
サークルのイベントに無関係の彼が居合わせ
周りにはダメ元で紹介を頼んでいました。しかし紹介される事はなく、趣味と習い事に没頭していました。
没頭していた趣味の1つが英語で、留学で知り合った友達が入っていた英会話サークルに入れてもらいました。
そのサークルのイベントに偶然居合わせたのが、現在は主人となった、当時の彼氏です。
最初に彼の年齢を知ってしまったので、交際相手としては興味ゼロでした。
私は絶対年上主義なのに、彼は5歳年下でした。正直、また年下かと思いました。
彼氏として興味がないので、友達付き合いする事2年、彼が遠方に転勤になったのです。
お互い離れるのが寂しく感じ、転勤に伴う引っ越しの当日に付き合い始めました。
2年間の友達付き合い後はトントン拍子で結婚へ
友達としての交際期間が2年あったので、お互い食べ物の好き嫌いや、私の乗り物酔い等、知り尽くしてくれていました。
結婚願望が強い事もお互い知っていたので、付き合った日にプロポーズでした。
出会った時は年齢を知った途端に興味がなくなりましたが、その結果、気取らず飾らず、自然体で過ごした日々がこんな形の結婚となりました。
元彼を引きずっていた事も彼に話していたので、知らない間に彼がシフトさせてくれました。
恋人としてのお付き合い期間はゼロで、いきなりのフィアンセでしたが、形に関係なく自然体のお付き合いが大切だったのだと思います。
今は息子と3人で幸せな生活を送っています。