
地域:京都府
引っ込み思案な私
初めて彼氏が出来たのは高校1年生の時。中学時代は彼氏はいませんでした。
私は全くモテなかったというわけではありませんでしたが、引っ込み思案で、人前で発言したり、人と話すのも苦手で大人しい性格でした。
その為、特定の男子とは話せるのですが、あまり色んな人と話す事も出来ずにいました。
どちらかというと今で言うリア充でカースト上の方ではなく、本当の中位くらいだったと思います。
暗いというほど暗くはなかったですが、本が好きで、昼休みにはよく図書館に行ったり、教室で本を読んでいたので、男子も近寄りがたかったかもしれません。
そんな私にも、ごくたまに、というか2、3人告白してくれた人もいましたが、面食いで理想が高かったのもあり断りました。
私にも彼氏がいたらなぁ
高校にあがり、やはり花の女子高生。
自分で言うのもなんですが、少し垢抜けた気がします。
いわゆる高校デビューです。周りにも彼氏のいる子がちょくちょく現れ、私も欲しくなりました。
明るく、華やかな高校生活を過ごしたくなったのです。
高校デビューと言っても、ギャルになったとかそういった事はなく、本が好きな女の子といった根本的な事は変わらないのですが、少し明るくなったような気がします。
私のクラスは理系で半数以上が男子という特殊なクラスでしたが、真面目な感じの子と明るく活発な子が分かれていて、私は明るく活発な子に惹かれる傾向があったように思います。
そんな子と付き合って、登下校一緒にしたり、デートしたりしてキラキラした学校生活を送りたいと思いました。
思い人に再会
私自身、自分にあまり自信がなかったので、自分から積極的に告白などできませんでした。
そんな時、クラブに入り男女仲良くなって、みんなで行った夏祭りで、初恋の男の子と再会しました。
小学校、中学校と一緒でずっと思いを寄せながらも、相手には彼女がいたので、諦めていた相手でした。
高校では別々になってしまい、忘れていたのですが、高校になって大人びた彼を見てまた思いが再燃します。
久々だった事もあり、持ち始めた携帯の番号を聞かれて別れますが、まぁ連絡くることもないだろうと思っていたのに、次の日に連絡が来ます。
そこから何度も会うことになり、とうとう告白されました。実は中学の頃から気になっていたと。
私もずっと好きだったので、嬉しくて舞い上がったのを覚えています。
毎日バラ色の生活
彼氏ができて、まず気持ちに変化がありました。
私自身、自分に自信が持てた気がします。余裕ができたのでしょうか?初めての彼氏に毎日浮かれ、違う学校にもかかわらず毎日会いたいと思いました。
彼は私よりも成績の良い学校に行っていたので、勉強も教えてもらって、よく一緒に勉強したりもしていました。
私は理系のクラスなのに、高校に入ってから苦手になり、成績が落ちてきていたのですが、彼のお陰でなんとか持ち直してきていました。
違う学校なので登下校という夢はなくなりましたが、公園などで待ち合わせをして会うと言うのが定番なデートでした。
たまにちょっと都会に出かけたり。初めてのキスも彼でした。
毎日が刺激的で華やかな生活に変わったと思います。

