心から支え合える相手が欲しい!この人しかいないと心から確信できた恋。

nontaさん 年代:30代
宮城県
目次

なかなか人好きになれなかった私

20代後半になり、周りの友達が結婚、出産のピークでしたので、正直焦っていました。

友達の紹介や合コンなどで幾度か出会いはあったのですが、全く相手を好きになれずにいました。

次に付き合えた人と結婚したいとも思っていたので、とても慎重になっていたのもあるかもしれません。

良い方ももちろんいましたし、素敵な方もいたのですが、この人と自分が一緒に過ごすというイメージが全くわかないし、なんか違うという方ばかりでした。

無理して彼氏を作りたくもないし、いつか必ず私の運命の人との出会いがあるはずと信じて、仕事に没頭していました。

そんなこんなで、彼氏がいないシングル時代が5年ほど続きました。

2011年の震災で支え合える相手が欲しいと改めて思いました

2011年に東日本大震災があり、宮城県在住の私の周りではたくさんの死者が出ました。

その時に、とても怖くなり、誰かと一緒に乗り越えたい。誰かにそばにいてほしいと強く思いました。

やはり自分が素になって甘えられたり、弱音を吐けたりする相手がいてくれるだけで、だいぶ救われるものです。

今までは自分一人でも全く感じませんでしたが、このような大震災が起こり、心も体も疲れたときに、心から支え合える相手が欲しいと思いました。

恋がしたいとかではなく、一番に自分のことを心配してくれたり、自分が一番に心配できる相手が欲しいという気持ちが強かったです。

改めて彼氏が欲しいと思いました。

運命の出会い

私は震災をきっかけに、自分の家の目の前にあるコンビニの店長さんとお話する機会がありました。

一生懸命にお店を掃除していたり、数少ない食料品を詰め寄るお客さんに売っていました。

前から何度かコンビニに立ち寄った時にレジをしていただいたこともあるので、わかっていましたが、彼がとても気になって自分から話しかけました。

私はもともと積極的な方でもないし、会話をすることも苦手なタイプですが、その時はなぜか「今話しかけなきゃ」と思えました。

それからお互いの連絡先を交換するまでに至り、震災が起きてから1か月間、毎日お互いを励ますメールを送り合いました。

お互い大変だったので会うことはできませんでしたが、その毎日1通のメールが自分にとって最高の励みになりました。

そして1か月半後、私たちは付き合うことになりました。

私のすべてを変えてくれた彼

彼氏ができて、私の気持ちは本当に安心感や幸せでいっぱいでした。

もちろん震災が落ち着くまでまだまだ大変なこともありましたが、彼がいてくれるだけで、なんだって怖くないし、頑張れたのです。

彼は私と正反対の性格で、とても強い人です。

ですので常に守られているという満たされた気持ちで過ごすことができましたし、同時に私も彼の為に、もう少ししっかりしなきゃと、自分自身も強くなることができました。

彼の為に、私は何ができるかなと常に考えるようになりました。

自分のことばかり考えている時よりもはるかに楽しくて幸せでした。

辛い時も今までは一人で落ち込んでいましたが、彼に話を聞いてもらったり、慰めてもらったり、叱ってもらったりと、本当に助けてもらいました。

大切な人ができるだけで、自分のすべてが変わるのだなと、心から感じます。

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