地域:北海道
本当に必要ないと思っていた時期。
基本的に学校では男子は子供らしく、一言でいうと馬鹿。毎日イライラしていたので恋愛をするなんて気にはなれなかった。
絶対に誰とも付き合う気はなく、一生一人で暮らしていこうと決意した程男子が嫌いだった。
彼氏が出来ても結局周りの人は浮気をしているし、そんな混沌とした世界で、他人にお金をかけて生きて行く理由も分からなかったから。
例えば幸せだったとしても、結局はインスタグラムやツイッターにあげて自慢をしたいだけの対象に見えた。
完全に恋人=商品に見えていたので、その様な価値の低い人間になりたくなかったので、近場で作る気はなかった。
男子が嫌いというわけでは、ないのだが、周りの子供くさい男子が大嫌いだったので縁を自分から切断していた。
友達が教えてくれた良い所。
同じクラスになって、少しだけ親しくなってきた友人が、実は7歳年上の彼氏がいると教えてくれた。
その人とは、二年続いているらしく色々な話を聞かせてくれた。
相手は公務員で、時間は土日は空いている事が基本なのでどこにでも遊びに連れて行ってくれるし、
喧嘩をした時にはいつも謝ってくれるし、相手が基本年上だからなんでもしてくれると、
自分の親とも親しく、とても印象のいい人だと聞かされた時に、
そんな大人な付き合いもあるのだなあと感心したと同時に自分も、
その位の年齢の人とならうまくいくのではという錯覚に陥った。
正直同じ年とは比べ物にならない位大人だろうと思った自分はさっそく大人のお兄さんを探すことにした。
これがきっかけだ。
探したというより…運命?
探して見つけたというよりは、そこらへんにいて、少し話したら気が合ったという感じでした。
ある機会があり、高級寿司屋に行く事になった。そこで相席していた相手が、まあ最終的にその様な関係になる人であった。
基本的に、高級寿司屋の席は相席した人と話す傾向にあるので、皆でワイワイしていたのだが、
相手も上司に連れられていたので、若い人が自分とその彼しかいなかったので、自然と話す様になった。
その時に北海道出身という事で盛り上がって、出身中学校や高校も近くだと言うことで土地の話でもかなり盛り上がり、さらっと連絡先を交換した。
年齢を知るのはその結構後の事だったが、自分は大学生で相手は社会人だったので、年上な事は分かりきっていたのでよしとして流していた。
その後何度か会食を重ねていくうちに、よし付き合おうというより自然と同棲するかみたいな流れまで行ったので多分付き合っている。
特に変化は…。
彼氏が出来て変化が起きると冷めやすい傾向にあると思う。
特に女性はそうなのではないだろうか。
なので何も心に変化を訪れさせずに、ぬるっと心に入り込んでくる、そんな男性が一番気があうんじゃないかなと思っている。
生活については世話をするものが増えたと言う感じだが嫌な思いも特にしないので、
生活については大変な事が増えたかもしれないが、精神的負担には何もなっていないので、自分的にはよしだと思う。
相手の仕事がとてつもなく特殊なので、周りに目を使わなきゃいけないと言う点はとっても苦労しているが、
まあそのうち収まるだろうと思っているが、余り周りに見られると困るらしいので、
大勢の人がいるところへの外出は控えている。しかし自分も相手もインドア派なので困ることは特にない。