静岡県
自由を奪われたくないと思ってしまった。
長年付き合っていた彼氏と同棲をずっとしていたのですが、20代半ば頃に別れた後とくに実家にも戻らずそのまま一人暮らしをしていたのです。
誰かに何を言われる事もなく、自由に自分のリズムで生活をしているのがどんどん楽になっていっていき、収入もその頃になると安定していたので生活も何不自由なく出来ていたのもあり、その生活リズムを崩されたくなくなってしまっていたのが一番の理由です。
付き合うと、何かとイベントがあり出費が出たり、休みの日も自由に過ごせなくなってしまうことに窮屈を感じてしまっていました。
まだ20代半ばで特に結婚願望もなく、まだまだ一人で大丈夫だろうと思ってきました。
ふと気づくとひとりぼっち
何不自由なく、自由気ままに過ごしていたある日、仕事のクレームで一気に気持ちが沈んでしまい、いつものように帰宅後に一人でお酒を飲んでいる時に無性に仕事の事を思い出して、泣きたくなった時に誰かに電話しようかと思った。
遅い時間でさすがに悪いなあ。と思った時、アドレス帳一覧を見ていると誰一人として気軽に電話をかけれる異性がいないことに気づいた瞬間無性にやるせない気持ちになった。
長年付き合っていた彼氏と付き合ってた頃も彼氏以外の異性と連絡を取る事もなく別れたあとは、特に出会いも探さずに一人で気楽に過ごしていたせいか、頼れる異性がいなかった。
泣きたい時、たまには異性に甘えたい、頼りたい。と、思った瞬間彼氏が欲しくなりました。
何気ない転職で一目惚れ
頼れる異性もおらず、いざ出会いを探すにも社会人になるとなかなか出会いと言うものはほとんどなく、社内恋愛か合コンか婚活パーティーか紹介か…
合コンや婚活パーティーや紹介などは面倒なことになりそうで恋愛の免疫もなく足を運ぶ勇気もなく、社内恋愛もそこそこ勤めていると今更出会いもない。
そのまま一人寂しく生活をしていたある日、仕事帰り何気なく手に取った求人情報誌に目を通していた時、なんとなくこのままだと毎日同じ事の繰り返しでダメになってしまう。と、思い切って転職してみることにしました。
新たな職場で新しい自分を見つけようとした時、新しい職場での自分の教育担当をしてくれる方に一気に一目惚れしました。
初めは免疫の無い自分で、右往左往していたけれど同い年という事がわかり、趣味も見事に合い、住んでいる自宅が近いことから親近感が湧き、休日出かけるようになり、半年過ぎた頃に彼の方から告白して頂き、付き合うようになりました。
自由なんていらない位好きで仕方ない
初めは彼氏ができることによって自分の自由が奪われてしまうのではと心配をしていましたが、心配ご無用な程に惚れ込んでしまい、自由なんて一切いらなくなってしまいました。
休日が合えば、休日は会って遠出したり、近場で会ったり自宅で過ごしたりと、とても有意義な時間を過ごせるようになりました。
もともと、一人ではあまり外には出ないタイプでインドア派で挑戦したい事があっても、私には無理だろうと初めから諦めてしまい行動に移さなかった私ですが、付き合った彼はとてもアウトドア派で色々なところへ行ったり、経験したこと無いような事にもチャレンジできるようになり、自分自身がすごく成長できました。