彼氏が欲しい!まさかの年賀状での再会

ぱくぱくみにさん 年代:30代
地域:佐賀県
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学校内に目ぼしい人がいなかった。

当時、私は高校一年生で男子3女子7の女子が多い高校にいました。

男の子達はヤンキーかちょっとオタクっぽい人ばかりで恋をするような相手もおらず、かといって誰かに告白もされず…。

素敵な人にはだいたいすでに彼女がいるものです。

それならばと、女子と楽しく戯れる日々でした。

しかし高校生活、恋できないと結構寂しいなぁと思っていました。

青春の一ページに恋は不可欠だろうと熱く燃えてみても、校外への出会いを探すことには抵抗もあり、というか恥ずかしく、当時流行っていたメル友は作っていましたが2次元という感じで、恋には発展しませんでした。

メル友を作る男の子はたいがいチャラかったように思います。

高校生の恋愛は当たり前!

私は漫画やアニメを見て育ったので、高校生活に恋愛は当たり前にあるものだと思っていたのです。

というか、私は恐らく恋愛体質。

暇さえあれば好きな人の事を考えていました。恋に恋していた所はあります。

脳内の人生のゴールは結婚でした。結婚願望も強いんです。

しかし中学生のとき、好きな男の子に告白し、オッケーをもらうものの最後はフラれてしまい自分から告白することに勇気がいるようになりました。

あわよくば誰かに告白してほしい…誰もしてくれない(涙)

恋をしたい!恋をすることで満たされたい!

毎日なんとなく寂しい感じがあるのは彼氏ができれば、満たされるものだと思っていました。

とにかく恋愛するということへの憧れがすごかった。

年賀状が繋いだ縁

結果、探したわけではなく、旧友になんとなく年賀状を送ったら返事が来て、今度はメールのやりとりになり、恋愛の相談を受け親身になって答えていたらいつの間にかお互い恋に落ちたという感じです。

そういうつもりで年賀状を送ったわけではなかったのです。

ただ、まだ当時携帯を持ち始めたばかりで、仲良いし連絡とれるようになったら嬉しいなーと思ってたくらいでした。それがこんなことになるなんて夢にも思っていませんでした。

連絡をとるのが久しぶりでお互い大人になっていて、連絡を、取り合うのがすごく心地好かったのです。

毎日メールを送りあっていました。朝のおはようから夜のおやすみまで。

恋に落ちるまで3ヶ月かかりませんでした。

有頂天すぎた日々。

ほしくて仕方なかった彼氏ができて私はものすごく有頂天でした。

空も飛べそうなほど。確実に地に足は着いていませんでした。しかも願っていた両想いという形で。

お互いにきちんと付き合うのは初めてだし、初々しい感じがドキドキしました。

ただ、残念なことに彼は春から専門学校へ通うため東京に行くことになっていました。

すぐに遠距離恋愛だったので、とても寂しかったです。

メールには愛情が込もっていたので嬉しいけどさみしい。

長期休暇にしか会えないので、それまでの日々バイトしたりして会えるのを楽しみにして毎日頑張っていました。

彼氏がいると自分の自信に繋がります。ケンカしたり辛いときもあったけど、私は幸せでした。

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