地域:埼玉県
結婚にはもうこりごり
若かりし頃に勢いで結婚をしたことがあり、それを後悔していました。
たった3年の結婚生活を経てからというもの、もう誰とも結婚したくない、彼氏もいらないと思っていたのです。
何となく人付き合いが億劫に感じてしまっていました。
彼氏がいなくても、十分、幸せを感じていましたし、何のメリットもないと感じていたため、特に合コンや婚活などもしたことがありませんでした。
遊ぶのももっぱら女友達とばかりです。
出会いを求めることもなく、離婚の痛手を癒やしながら過ごしていました。
それに、子どもが欲しいと思ったこともなかったので、結婚への魅力も全く感じていなかったのです。
当時の私は趣味が一番の癒やしだったこともあり、一人で生きていこうという思いでした。
運命的な出会いがあった
彼氏が欲しいと思ったこともなく、趣味に没頭しながら、時々、女友達と遊ぶという生活をしていた時、運命的な出会いがあったのです。
彼氏が欲しいと思っている時にはこれといった人が現れず、特にいらないと思っている時には運命の人が現れるという展開には自身も驚きました。
その人と出会ったのは全くの偶然です。
いつもどおり、女友達と遊んでいた時に出会いました。誰かの共通の知人ということでもありません。
ある飲食店でランチをしていた時、隣のテーブルに座ったのです。食器が落ちてしまった時に拾ってもらいました。
そしてすぐにお店の人を呼んで交換してくれたのです。
ドラマのような出会いのシーンが本当にあるのだなと思いました。
しばらく経ってまた運命を感じた
その時はお礼を言っただけだったのですが、それから数か月してからまた同じお店で再会したのです。
その時はお互いに一人で食事をしていました。
何となく一緒に食事をすることになり、話をするようになったのです。
それからはお互いに運命的なものを感じ、自然と彼氏、彼女の関係になっていきました。
こんな運命的な出会いは今まで全くなかったので、とても驚きました。それに、お互いにその時は交際相手がおらず、交際相手を見つけたいと思っていなかったというのも衝撃的です。
そんな無欲さがかえって良かったのかもしれません。
最初からガツガツしていなかったこともあり、会う頻度も無理をしなかったため、無理のない交際が始まりました。
友達みたいな関係だった
これまでは女友達だけで満足していましたが、男友達もいいなと思うようになりました。
彼氏と彼女という関係ではあるものの、親友のような気持ちもあったのです。
彼氏とは何でも話せる間柄になりました。
困った時の相談にも乗ってくれたり、とにかく頼りがいのある人だったのです。
これまでの生活はガラリと変わり、何となく華やかになってきたように感じられました。
特に変わったのは食生活に気をつけるようになったことです。
彼氏が食事に気を遣う人だったので、私自身も栄養バランスを考えるようになりました。
怠惰な生活を送っていたことが改善されたのは健康的にも美容的にも良かったと思います。
そんな人間的な生活を与えてくれた彼氏に感謝です。