【近くにある幸せ】失恋の相談をしていた彼とお付き合いすることになった話

ぺんすけさん 年代:20代
地域:宮崎県
目次

「遠距離だった彼と別れた話」

当時、私は大学3年生だったのですが、その頃お付き合いしていた彼とは遠距離恋愛でした。

東京と宮崎の遠距離恋愛でしたので、離れていることの不安ももちろんありましたが、一番不安だったのは私が卒業したらどうするのかということでした。

その頃はまだ若かったので、さすがに結婚ということは全く考えていませんでしたが、卒業した後私は地元で就職しようか、思い切って彼のいる場所で就職しようか悩んでいたのです。

ところがそのことを相談しようと思っても、当時は彼も大学の勉強で忙しく、なかなか私に向き合ってくれる時間を作ってくれませんでした。

最初の頃はそれでも我慢できていましたが、のらりくらりとはぐらかすような態度を取り続ける彼に業を煮やし、別れてしまいました。

「ファッション感覚の恋愛だった」

彼氏がほしいと思った理由は、やはり当時は若かったからだと思います。

今でこそあまり「彼氏がほしい!!」と思うことはありませんが、クリスマスやバレンタインの時に一緒に過ごせる相手がいないのは寂しいものですし、周りの友人が彼氏とデートに行ってきた話を聞くと羨ましくなり、新しい彼氏がほしいなあと思うことはありました。

いわば、ファッション感覚の恋愛でもあったのだと思います。

今思えば、恋愛漫画や恋愛映画を見ては恋愛に憧れていたようなところもありましたし、大学時代は1人暮らしをしていたので、人恋しかったというのも理由の一つに挙げられるかと思います。

以前付き合っていた人は遠距離だったので、近場の人とであればいつでも会えるのではないかとも思っていました。

「バイト先で話すことが多かった彼と付き合った」

その後しばらくの間は彼氏を作らず、友達と一緒に遊びに行ったり、当時働いていたアルバイト先の友人達とドライブに行ったりして日々を満喫していました。

ところがそのバイト先の中の男の子が気になるようになって、段々惹かれていきました。

もうあまり覚えていないのですが、その人はバンドをやっていたため今まで私が付き合ってきた人とは少しタイプが違っていて、刺激的に感じられたのです。

しかし、その彼には彼女がいることが判明してとてもショックを受け、しばらくの間はショックでした。

そんな折、そのバンドマンの彼と友人だった同じバイト先の男の子が、親身になって相談に乗ってくれるようになりました。

バイトがあるとき以外にも、ちょくちょくメールのやり取りをするようになり、ある日彼から告白されたため、お付き合いをすることになりました。

「毎日が楽しかった」

彼とはすぐに同棲を始めました。

2人で一緒にご飯を作ったり、夏場にはクーラーが壊れたために2人で水風呂に入ってはしゃいだり、たまには近くのカフェご飯をしたり、ぶらぶらと街中を歩くデートもしました。

それまで1度も彼氏と同棲をした経験はなかったので、毎日が充実していたことを覚えています。

また、アルバイト先も一緒だったので、たまにシフトが被るとつい浮足立った気分になってしまっていたのを思い出します。

誕生日やクリスマスには、互いにプレゼントを交換し合ったりもしました。

彼氏がいると、普段は何でもない1日でもキラキラしたイベントの1日になりますね。

彼は人混みが嫌いでしたが、クリスマスツリーを一緒に見に行ってくれたりしたのを覚えています。

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