地域:和歌山県
次こそはと思うあまり現実から目を背けてしまった…
私は2人続けて俺様で尽くさないといけないタイプと付き合って嫌なこともたくさんされたので心身共に疲れてしまい、次こそは優しくて私を優先してくれる彼氏を探したいと思っていました。
でも元々、俺様タイプが好きな私はなかなか真逆の人を好きになれず彼氏がなかなかできませんでした。
ちょうど仕事で主任に昇格し責任も残業も増えてしまいそれにやりがいも感じていたのでこのままキャリアアップを目指してみようかなと思ったりもしていました。
彼氏ができない可愛そうな奴と見られたくなくて、仕事が楽しく彼氏がいなくても充実している人を演じたかったんです。
年齢も年齢だったので素直になれなくなっていました。
将来に不安を感じて決意
ふと将来の自分を考えた時がありました。
私は結婚願望が強く子供も早く欲しかったんですが当時はすでに20代後半でした。
私の両親は高齢なんですが孫を元気な内に絶対に見せたいと若い頃からずっと思っていました。
でもこのまま彼氏ができなかったらもちろん子供も結婚もできないし、一人でこの会社で定年まで働けるかな?そう考えた時にこの会社ではお給料的にも環境的にも絶対に無理だと思ったんです。
それに老後を1人で生きていける自信もないし寂しさに耐えられないとようやくここで素直に私は彼氏が欲しいと自分で素直に認められるようになりました。
言い訳はいつでもできるけど動いてからでも遅くないと思い、素敵な人に出会う努力を始めました。
手っ取り早く結果を出したくて
相手への要望もあったので初めからプロフィールがわかっている婚活パーティーに参加することにしました。
私の希望する条件は年上なことと休日がカレンダー通りの人、年収が極端に少なくない人だったので該当するパーティーは比較的たくさんありました。
実際にパーティーに訪れると女性と言うだけでひっきりなしに声をかけて頂けるのですが、正直パーティーに参加される男性は控えめな方が多くなかなか次に繋がることはありませんでした。
でも諦めずに何回もパーティーに行きました。
種類も飲み会はもちろん、料理を一緒に作る会やスポーツを一緒にやる会にも参加しました。
何回も行ってる内に何人かの方と顔見知りになり婚活だけではなく普通に楽しめるようにもなっていました。
彼もその内の一人でした。
初めは無愛想で印象がすごく悪かったんですが何回も会う内に人見知りなだけで私にも他人にもすごく優しい人だとわかりました。
彼から告白され付き合い始めた時は本当に嬉しかったです。
人にも優しくできるようになった
彼は人を思いやる気持ちをすごく持っている人で他人でもドアを開けたり、何かを手伝ったりということが自然に押し付けがましくなくできる人でした。
そんな彼の側にいて他人から笑顔でお礼を言われいる彼を見ている内に私も自然と同じように振る舞えるようになったんです。
彼の見返りのない優しさは私にとってすごく自慢でしたし、そう振る舞えるようになってきた自分を見て優しさって伝染するんだと思いました。
しかもなぜか仕事上でもイライラすることが減りました。
私自身に余裕ができたのだと思いますがイライラすることが減って結果的に仕事の効率まで上がったんです。
以前は本当に余裕がなく、自分のことしか考えていなかったんだと痛感しました。
彼と出会えて全てがいい方向へ向かいました。