地域:兵庫県
出会いのなさが致命的
高校を卒業すると同時に、彼氏と別れました。
それから大学に入学したのですが、いつまで経っても彼氏が出来ませんでした。
彼氏はずっと欲しい欲しいと思っていたのですが、何せ出会いが全くありませんでした。
大学生だったらいくらでも出会いがあると思い込んでいたのですが、実際はいいなと思う人はほとんど彼女がいました。
また、私はとても人見知りだったので、自分からどんどん声をかけていこうと言う行動力がなかったことも原因だったと思います。
さらに、大学の出会いの場であるサークルに入りませんでした。
大学で出会ったと言う人の多くはサークルが一緒だったケースが大半で、私はその貴重な出会いの場を逃していました。
クリスマスがやってくる
大学に入学してから、彼氏がいなくても何とか1人で趣味に没頭していました。
しかし、年末になるにつれて、あたり1面クリスマスモードになってきました。
今まで、私たちはいつまでも彼氏を作らないで、ワイワイやっていこうねと言っていた女友達が、突然クリスマスを前に彼氏を作りました。
一緒にクリスマスを過ごそうと思っていたので、私は急にクリスマスが暇になってしまいました。
予定も入れていなかったので、このまま1人でクリスマスを過ごすのは絶対に嫌だと思い、急に彼氏が欲しくなってきました。
今まで他愛のない話ばかりをしてた友達が、クリスマスプレゼントはどうするか、どこかでクリスマス用のディナーを予約しようかなどの手間ばかりを持ち出してきたので、とても焦りました。
アルバイト先で見つけた
当時、近所でアルバイトをしていたのですが、そこで彼と出会いました。
彼とは前から同じアルバイト仲間だったので、気の合うただの友達だと思っていたのですが、だんだんと2人の距離が縮まってきました。
そしてクリスマス3日前になった時、同じシフトだった2人が同時に退勤になり、家が同じ方向だったので一緒に帰りました。
帰り道、なんだかそわそわしているなとは感じていたのですが、バイバイをする瞬間に、向こうから告白されました。
大学では出会いがないし、アルバイト先に新しい人も入ってこないし、出会いがなさすぎるからもうだめだと諦めていたのですが、まさか以前から知っている人と付き合うことになるとは思いませんでした。
毎日がキラキラに
今までただ淡々とアルバイトの仕事をこなしていたのですが、彼氏が一緒に働いていると言うだけで、アルバイトの仕事が一気に楽しくなりました。
職場の人には黙っていたので、目があった時に2人でにこっと笑ったり、余り慣れ慣れしすぎるとバレるかなと気を使ったりすることがとても新鮮でした。
同じ仕事の日は一緒に帰ることになっていたので、その日は早く仕事が終わらないかなとそわそわしていました。
1人で過ごすつもりだったクリスマスも、彼と一緒に過ごすことができました。
服装にも全く興味がなかったのですが、彼と遊びに行く際の服装を選ぶことがとても楽しくなりました。
彼氏ができると、こんなに毎日がキラキラするものなのだなと感じます。
彼氏なんていらないわと強がっていましたが、今では彼氏がいない生活は考えられない自分になっています。