地域:大阪府
トゲトゲしていてたから
30代後半は仕事仕事の毎日で、見渡すと知人は皆出産をし子育て中でした。
そんな環境の中、私には仕事しかなくそこだけは子育てしている人には絶対に負けたくないという気持ちでがむしゃらに仕事をする日々でした。
今になって思いかえすと男性に対しても敵視しており仕事で張り合うような可愛くない女だったと思います。
そりゃ仕事は出来ても女としては魅力不足だったと痛感します。
あと、もともとさばさばしているので女性らしさに欠けるところはあると思います。
今みたいに器用に振る舞えなかったところも彼氏ができないというよりも男性を惹きつけないところかもしれません。
きっといろんな意味で自分から変化することができなかったんでしょうね。
お正月が特に寂しかった
若かった時はカウントダウンだの初詣だのでみんなで集まりわいわいと年を越してましたが、年々まわりが家庭を持ちお正月に知人と過ごすということがへりました。
年末までは忘年会や仕事納めにむけ忙しく過ごすのですが、年を越すと同時に既婚者と未婚者の過ごし方がガラッと変わる気がします。
年々、年末と年始のギャップに耐えられないようになっていました。
クリスマスや誕生日、特別な日に一人で過ごすことより、お正月の三が日を一人で過ごす方が何百倍もつらいと思い、来年の年始は彼氏と過ごしたいと考えるようになりました。
まあ年齢的に彼氏ではなく夫でしたが。それが一番彼氏(夫)がほしいと思った理由になります。
自然に現れました
知人に紹介してもらったり結婚相談所を何社か掛け持ちしたりしていました。
でもなかなかこれといった人には巡り合えずでした。
職場での出会いはほぼ絶望的でしたが、ある日仕事を通じて知り合った人が運命の男性でした。
はじめはお互い全くタイプではありませんでした、ただ仕事を通じて相手の人柄に触れるうちにどんどんと好意を抱くようになっていました。
仕事ではじめて頼りになる人でした。
半年ぐらいが経過した頃には、何だかんだ仕事をつくっては会いに行ったり、会いに来てくれたりと自然と距離が縮まっていました。
そのころから、食事に行ったり、ゴルフに行ったりプライベートでも頻繁に交流するようになっていました。
落ち着きました
いつも、ギスギス、ピリピリして眉間にしわを寄せながら仕事をしていましたが彼氏が出来てからは心にゆとりが出来て何事も楽しむことが出来ました。
まあ彼氏がおだやかな人でしたので良い意味で影響を受けて私自身も穏やかになっていました。
生活はやはりファッションや美容に気をつかうようになっていました。
淡い色のお洋服を買ったりメイクを少し工夫したりしてましたね。
数年も経てばもとに戻りファッションやメイクも前ほど気を使わなくなりましたが、気持ちはいつまでも穏やかでいれるようになりました。
今までは強くいないといけないとか、しっかりしないといけないとか勝手に色々考えてましたが今は甘えることを覚えました。