地域:秋田県
恋愛よりも勉強を
私の中学校では、学年に1クラスしかないほどの少人数の学校です。
なぜ当時私に彼氏がいなかったのかというと、どのクラスにも男子がとても少なかったのもありますが、恋愛よりも勉強の方を優先させていたのも理由の一つです。
私のクラスは女子が8人であるのに対して男子は4人でした。
三年間この少ない11人で学校生活を送りました。
その三年間でもクラス内でカップルができたことはありますが、私はまだ早いと感じたこともあり高校で彼氏は見つけようと思い当時は勉強を必死に頑張りました。
私が志望している高校は専門的な学校で、絶対に行けるよう基礎の問題を解いたり、面接練習を先生と何度もやって自信がつくまでやりました。おかげで無事合格することができました。
心が空っぽ
高校に入ってからは、彼氏に関しては学校生活に慣れてからゆっくり探そうと思いました。
クラスは30人ほどいて中学校のときの倍もいたので、慣れるのに一苦労しました。
慣れて半年が経ったのですがなかなか見つからず、もやもやしていました。
夜になると寂しさが増していき、この空っぽになっている心を埋める存在が欲しいと強く思うようになってきたことが、彼氏が欲しくなった大きな理由の1つです。
また、初めて高校でできた友達に先輩の彼氏が出来たことを聞かされそれから恋愛話をされるようになり羨ましくなったのも1つです。
その友達はこういう時はどうしたらいいのかな、こうしたら彼氏喜ぶかな?
と私に相談してくることがあり、幸せそうな顔で聞いてくるのでそんな日々を私も送ってみたくなりました。
親友が先輩から告白された
高校でできた親友が、図書室に行った時先輩に一目惚れされたみたいで私に相談しに来ました。
最初は驚いて何も言えずに呆然としていました。
結局親友はその先輩が怖いから断ることにしたようで、数日が経った日のことです。
どうやらその先輩とLINEを交換したらしく、私の事を知っているらしいのです。
名前を聞いても全くわからず、取り敢えずLINEを追加してみることにしました。
話していくと地元が同じでしかも同じ保育園で一緒だったということが分かったんです。
世間的一般で言う幼馴染みという感じのもので、高校でたまたまめぐり逢えたみたいでした。
10年振りほどだったので懐かしいなと思いつつ今度は会ってみることになりました。
そこからその先輩の家に遊びに行くようになり、ゲームをしたりたくさん雑談をしました。
いつの間にか付き合ってる感じになっており、いつしか告白され即OKを出しました。
まさか親友に一目惚れした先輩が、私と付き合うなんて今思うと修羅場になりそうですね。
依存しすぎたみたい
彼氏が出来てから毎日のように夜は電話をし、部屋は片付ける頻度が落ち、スマホをいじる時間や彼氏と遊ぶ日が増えました。
親には叱られることも多くなり、お金の使い方も粗くなってしまいました。
ですが私は彼氏がいることで満足で心が満たされており、とても幸せでした。
クラスからは彼氏がいるというのはバレているみたいで、周りからの接し方が少し変わったような感じがしました。
休み時間など先輩といる時間を増やしてくれたりなどと、少し距離を置かれるようになりました。
最初は感謝の気持ちでいっぱいでしたが、今では前の接し方の方が気が楽だと思うようになりました。
ネットでいろいろ調べてると依存という言葉が出てきて、どうやら私は彼氏に依存気味だということが判明しました。
あまり依存はしない方がいいと改めて感じました。